今年は始まりから彼は調子が悪かった。
年末、幼稚園で流行っていた我が子が流行り目になって帰ってきた。
眼科でいただいた目薬ですぐに治ってしまったが、パパが流行り目が移った。
年末年始何処へも行けずお家にいるしかなかった。
そして、その頃からお腹の痛みを言い出していた。
一月の中旬位からお腹の痛みが通常ではないと言い出した。
ある日、夜の12時頃に起き出して”このお腹の痛みはおかしいから急いで救急車を呼んでくれ”と言った。
歩けるし、救急へ行くのも車を運転すれば行けそうだと思った私は”歩けるなら病院まで連れて行くよ”と伝えた。
そうすると彼はトイレに行き弁を出してきた。
”なんか出したら大丈夫になった!明日普通に診察に行ってくるよ”と言った。
でも、一回も自分で病院へは行かなかった。
上のようなやり取りを2回くらいした。
なぜか彼が大変な腹痛が起きるのは土日祝日もしくは夜中だけだったからだ。
(今となれば早々に病院へ行って入ればとも思うがそれはもうどうしようもない。)
あの時も三連休の最終日の事だった。
お腹の痛みがおかしいから病院へ行きたいと言い出した。
その日はお腹も尋常でない大きさに腫れ上がっていた。
まるで空気を入れられた蛙のようなパンパンに腫れて弾けそうなお腹。
不安の中、彼はいつものようにトイレへ行った。
いつものように弁が出れば落ち着くのではと思ったのかもしれない。
その間に私は救急相談に電話をした。
看護師に主人の症状を伝えると早急に救急車を呼べとの事だった。
それを主人に伝えて救急車を呼んだ。
救急医療に強い今もかかっている病院へ行くことが決まった。
子供もいるので救急車へは一緒には乗らず後から病院へ到着した私達。
診察中の間待合室で呼ばれるのを待った。
パンパンなお腹。
食欲はあったか
彼はネットで自分の腹痛が何か探していた。
最初みぞおちが痛くなり、下腹部が痛くなった。
急激な痛み、高熱もなかった。
下腹部が全体的に痛かったので虫垂炎や盲腸ではないだろうと言っていた。
彼のお腹の痛みはなんなのだろうか?
診察が終わり、救急医療の中に案内された。
ベッドに横たわる彼。
痛み止めと抗生剤を打たれていた。
診察結果は”盲腸”つまりは”虫垂炎”であった。
白血球数値は通常虫垂炎を起こしている時よりも低いが診断結果としては虫垂炎であると云われました。
そして虫垂炎の炎症が酷くなったため繋がっている大腸もひどく炎症しているとの事でした。
本来なら今すぐにでも手術を始めたいところだが休日で救急車で運ばれてくる人も多く、主人が病院へ到着した頃に盲腸で救急搬送された方が手術になり、主人の手術はそれが終わり次第大体日付変更線を越える頃になるだろうとのお話でした。
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