カズに賭ける夢―セリエAからワールドカップへ/田中 孝一
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カズがジェノアに移籍した頃の本です。

もちろんカズのことを書いた本ではあるんですが、カズというより恩師であり清水のサッカーで欠かせない存在の堀田さんの本と言った方がいいのかな?


知らなかったことが意外とあって収穫でした。

まずカズのセリエA移籍までの交渉の流れ。

ラツィオを断ってジェノアになった経緯が書かれていたし、Jリーグができた時エスパルスを断った理由なんかもあって驚きました。


カズ以外にも面白い内容があって、清水FCのブラジル遠征で14試合戦った話もあって当時遠征した選手の感想文が載っているんですが相馬だとか藤田俊哉、山田隆裕などなどその後Jリーグで活躍する選手達の小学生当時の感想が書いてあるのは面白いし、清水FCの存在の大きさを感じさせます。


また、ジーコ来日についても驚きの事実が!

実は鹿島の前に清水に行くのが決まっていて、3月17日っていう日も決まってたみたいです。

そこに鹿島が割り込んできたとか。。。

聞いた事なかったので本当かどうかはわかりませんが、事実なら衝撃です!!


以外にも拾い物な1冊でした。