tuttam101のブログ

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ここで一つの疑問が湧いた。残り時間はまだ20分ほどある。守りに入るのか、次の一点を狙いにいくのかだ。そしてあと一つ残っているカードをどこで切るのか。これは本当に難しい。
守る場合は1-4-2-3に戻し、疲弊しているサイドを交代させる。あるいはウタカを下げて運動量の多いFWを投入するのがセオリーだろう。しかしウタカを下げれば恐さがなくなりレッズの攻勢に拍車をかける危険がある。

森保監督は動かなかった。攻撃的な布陣を維持しオープンな展開となる。
この後幾度となくレッズの猛攻によりゴールを脅かされる。
それでも守備陣が身体を寄せ最後のところで食い止める。
まるで「絶対に最後のところはやらせない。守備はなんとかするから、もう一点とって来い!」と言わんばかりの集中した守備だった。

寿人は知っていたのだろう。
GKの西川がああいう場面では大きく前に蹴り出さないことを。パスを受けた柏木が近くの味方に預けてもう一度貰おうとすることを。
柏木の視線の死角から猛然とダッシュしボールを奪いゴールを決めて見せた。
この一点ははただの一点ではなく相手を心を折るのに充分過ぎる得点だった。
ゴールを決めた寿人は控えメンバーの待つベンチへ向かって走り、いつも戦う準備をしながらも試合に出場出来ない仲間と喜びを分かち合った。こういう所が寿人の素晴らしさでありレジェンドと呼ばれる所以だと思う。本当に素晴らしい選手だ。

この後森保監督はすぐにウタカを下げハードワークできる皆川を投入しゲームを〆た。

試合後のインタビューで涙をこらえながら家族とサポーターに感謝を述べる寿人。そして「まだ俺はやれる!」そう締めくくった。
まだやれるしやってくれんと困る!

この試合のヒーローは寿人やシオで間違いないだろう。
しかし、スクランブルな形での出場となった丸谷が本当に良かった。

後半逆転してから追加点の入るまで非常にオープンな展開となり、カウンター合戦ななっていた。
ここでアンカーのポジションとなった丸谷が相手のカウンターの芽をことごとく潰していたのだ。
アオちゃんやカズとは違う良さを持っている選手なんだと改めて思った。これからも出場の機会が増えるだろうから今日のような活躍を期待したい。

劇的な逆転勝利だったこの第16節。
全員の戦う気持ちが全面に現れた最高の試合だったと思う。これまで1stは満足の行く結果ではなかったけどこの試合のように気持ちの入った試合をこれからも続けて欲しい。