父と私は
よく衝突していた。
お父さんが白だと
言ったら
ほんとは黒でも
白なんですか?
そうだ。わしがいうことが
正しい‼️‼️
それは、私はわからない‼️
いつも、このところで
両方、引き下がらない。
入院していた父を
姉と一緒に看ることを決意して
家に連れて帰ったら
子供たちが全員集まり
家族全員での介護が
始まった。
在宅看取りの先生に聞いた
あと10日位。
母方の祖母と同じく
家族全員で見送りたかった。
友人から聞いた話を実行。
亡くなる前に
子供たちひとりずつ
母にだっこしてもらったよ。
泣きながら
笑いながら
あの温もりが今もあるよ。
私は父に頭を撫でて
もらいたかった。
横に一緒に寝たり
もう細くなってしまった手で
撫でてもらった。
まだ話せる状態の時に
父とたくさん話をした。
父は何度か生き返っている。
ある時は六万銭を持っていなくて
三途の川を渡れなかった。
ある時は向う岸から
迎えにきた人が
一番苦手な兄弟だったから
行かんかったとか。
向う岸には前の方は
知ってる顔がおって
ピラミッドのように
知らないご先祖もたぁくさん
おった話。
父の介護をしている時に
ある療術師の方から
突然、話しかけられた。
今、あなたはおとうさまの
介護をしておられますね。
お父様は田舎に帰られるときに
親戚のみんなにお小遣いを
渡されていたのです。
棺の中に
あなたの手書きの
2億円のお札を入れなさい。
あの世でもされて、
良い関係になりますから。
その時がきて
私は2羽の鶴の絵を描いて
二億円と記し
家族の承諾を得て入れました。
何日か経ったある日
亡き父に
お父さん、そちらはどんな感じですか?
すこぶる良い
ええ感じじゃと
ゆったりと腕をひろげて
笑顔で座っている
父の姿が
浮かびました。
それからも、時々
耳元で声がするときや
心の中に
言葉がおりてくる
ときなどもあり
父とは仲良しに
なっています。
あっちもこっちも
同じようなもんだよ。
お前の言いたかったことが
わかったよ。
ありがとう、お父さん。
chandylasa
