今日は
またまた本の話



今年は特に
読書の秋です






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日本人の信仰/島田裕巳


この本を手に取ったのは
神仏習合について
知りたかったからです



明治時代に
神仏分離が行われ

現在
神社とお寺は
新道と仏教とに分かれています


今年
神社仏閣を訪れてみて

日本人は昔から
何を信じて来たのか
なぜ今は無宗教と言われるのか
凄く興味が湧いていました












キリスト教やユダヤ教、イスラム教
などの様々な宗教や

大日本帝国憲法と天皇陛下

さらには『武士道』まで取り上げながら
日本人の無宗教に迫ります

















ゆく川の流れは絶えずして、
しかも
もとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と栖と、
又かくのごとし。




引用されていた
鴨長明の
『方丈記』の書き出しが
今改めて読んでみると



心に来るものがありました



そして


仏教の無常、無心、無我など
無 ということが
日本人の宗教観である



ということに
深く頷いてしまいました