8月21〜22日

地方空港と港湾の活性化を目的に函館市を訪れました。旭川市の寺島道議、地元函館市の海野道議とともに、北海道エアポート函館空港事務所、函館市、北海道庁港湾空港など大変に有意義な視察と意見交換をすることができました😀

まずは函館空港の調査です。

新千歳空港や旭川空港と同じように国際ターミナルを持つ函館空港は国際定期線として台湾🇹🇼のタイガーエア、スターラックス航空が週5便にわたり就航されています(うらやましい限りです)

函館空港の現状課題としては

①航空燃料

②グランドハンドリング

③国際線受入

④国内線の発着時間帯・使用機材

⑤二次交通

など伺うことができました。

とくにグランドハンドリングいわゆる地上作業などに携わる人員(ランプ作業)の確保と定着は大きな課題のようです。ぜひ地元の海野道議を中心に解決策をお願いするところです。



そして

函館港の若松ふ頭、函館クルーズターミナルを視察しました。



ちょうど飛鳥IIが出航しました。

函館港のクルーズ船受入耐震岸壁は令和5年に整備され、ターミナルもCIQなど入国手続きに使用されるスペースも広々としています。


函館港のクルーズ船寄港回数は令和6年の今年は58隻を予定しています。(驚きです😅)

函館港の若松ふ頭は、函館駅に近く船から降りると朝一市場や駅周辺へすぐにアクセスできる素晴らしい導線になっています。ダイヤモンドプリンセスも寄港できます。しかし17万トンを超えるMSCベリッシマなどの巨大船🚢は若松ふ頭ではさばけないため、港町ふ頭で対応しているようですが景観に難があるようです😥


さらに22日は、津軽海峡フェリー株式会社にて視察。



素晴らしいターミナルです✨


函館から青森、大間、そして室蘭、苫小牧、八戸など津軽海峡を舞台に人流や物流を担う重要なインフラとなっています。


そしてなんといってもここには、あの「ナッチャンWorld」が停泊しています。

ナッチャンWorldは、双胴船で船艇が二つになっています。



東日本大震災、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、台風19号(2019年)、さらに今年1月の能登半島地震などで緊急輸送として、車両、自衛隊、救難物質などなど、その能力をいかんなく発揮しています。その操舵室にも特別に座らせていただきました。




私の地元である釧路市もかつてはフェリーがありました。そして近年、2024年のドライバー問題もあり物流の観点から、またバイクなど本州から来るライダー(ミツバチ族)からもひがし北海道のフェリー航路を望む声も多いと聞きます。

これは釧路市の港湾計画での位置付けが非常に重要となりますが、フェリー航路復活のための勉強を進めていきたいと考えています。

釧路市は、空港も国際化をすれば、ひがし北海道の観光振興を一気に加速させることができるのではないか。また釧路駅も鉄道高架事業で災害対策も含めて駅周辺の活性化が期待できる。

そして港湾は西港区は商業ポートとして充実してはいるが、さらにクルーズ船やフェリー⛴️などの機能強化をすることで、陸・海・空の社会資本インフラがより一層強化され、交流人口の増大、涼しさを活かした移住定住の促進などが期待されると思います。

あとは基幹産業の構築?強化?模索しなければなりません。

あくまで、一次産業を基本・根本にして、ニ次産業、三次産業の広がりをどう作っていくか…。

街の20年30年50年後のグランドデザインをしっかりと見据えた街づくりが求められています。

10月には釧路市長選があります。

選挙公約や政策などをしっかりと見極めて、大切な権利を行使してもらいたいです☹️