北九州商工会議所の「北商ニュース2月号」にデイサービス鶴亀寿々庵の取材記事が掲載されました。

北九州商工会議所の「北商ニュース2月号」に

デイサービス鶴亀寿々庵の取材記事が掲載されました。

㈱エールアクティブ

代表取締役

有馬義之介

介護サービス

㈱エールアクティブ代表の有馬義之介さん（44）。

デイサービス鶴亀寿々庵を利用するのは認知症を含む

要介護認定１から５の高齢者の方で、1日最大10名を受け入れている。

事業を始めたのは、小規模デイサービスが少なかった２０１０年。

「働きながら在宅介護を続けたい。でも、安心して親を任せられない」と相談を受けたのがきっかけだった。

新しく通所介護事業所を作り、同じように働きながら在宅介護を続けて行きたいと思っている人の役に立ちたいと思った。

全くの異業種からの挑戦だった。

デイサービス開業後は経験と実績を積みながら資格を取得。

更に「公認モチベーション・マネジャー」の資格を取得。

高齢者の「やる気」を引き出す方法を「モチベーション理論」と「実践スキル」の両面から学ぶことができた。

例えば、どんなに小さな目標でも一つ一つを達成していくと「できる感」（自己効力感）が生まれる。

小さな目標を設定する、達成する。このリズムを繰り返すことで高齢者にもモチベーションが生み出される。

好奇心や向上心に年齢や認知症は関係ない。

生み出したモチベーションを活用し徐々に難易度を高め、洋裁やエコクラフトなどにも果敢に挑戦。

完成した作品は「鶴亀マルシェ」を開催し販売する。

鶴亀マルシェの売上金は次回の作品の材料費や料亭まで「外出レクリエーション」を行ない

豪華な昼食を召し上がり、贅沢な時間を過ごすことに全額を使う。

「これ作ったの？すごいね！」や「お母さん、ありがとう！」の言葉を報酬として受け取ることが高齢者にとって一番のモチベーション。

また、作品を販売することで「最後まで丁寧にやり遂げるという責任感が生まれます。自分の役割や居場所を見つけるきっかけになります。」

有馬さんはデイサービス開業後に野菜ソムリエの資格や書道の初頭師範の資格なども取得する。

「介護以外の知識は利用者の豊かな人生のために活用したいと考えています。

私たちスタッフも利用者さんに負けないように常に向上心を忘れないようにしています。」と話している。