2020年8月28日、安倍内閣総理大臣が総理官邸にて記者会見をし、辞意を表明された。体調の悪化により、今後、首相の職務を継続していくのは困難であると判断したことが理由だ。この場を借りて、長年にわたり日本の首相を務めてくださったことに感謝申し上げたい。また、1日でも早く病状が回復することを祈念する。
安倍内閣を振り返る。2019年11月20日に通算在職日数において桂太郎を抜き歴代最長になった。2020年8月24日には連続在職日数においても佐藤栄作を抜いて歴代最長となった。「短命政権」が多く続いていた日本において、約7年8か月続いた「最長政権」は、外交や経済など継続的な課題に対して、一貫性を持って向き合うことができた点で評価したい。しかし、達成できなかったこととして「憲法改正」「拉致問題」「領土問題」などがある。また、新型コロナウイルス感染症の拡大も油断できない状況だ。ぜひ次期総裁には、継続的な課題解決を求めたい。
14日、15日には、次期総裁が決定する見通しだ。岸田政調会長、菅官房長官、石破元幹事長の3人が「ポスト安倍」といわれている。日本の政治を7年近く見てきたが、誰になるにせよ、「安倍一強」が変わる大きな出来事だ。注視していきたい。
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