http://ameblo.jp/turtlehaze/entry-10445612961.html の続き
こと、ここにいたると、自分は狂人ではないかしらん、とまで思う。
貧すれば鈍す。
なんとかあらん限りの知恵を振り絞り、仕事めいたことを出版会社に懇願したりもしているけれども、まあ、そう易々と現実化しない。
順番待ち、出番待ち。私のような輩は掃いて捨てるほど存在するに違いない。
むしろ、最近の風潮として、素人が玄人の領域に手を出す始末。あげく、本来ならば、切って捨てるべき、素人の戯言が、世の中に受けたりするものだから、これ、大変。
やれ、単行本出せ、テレビとタイアップだ、映画作るかね、ついでにレコードも出しちゃえ、なんてことになり、素人は巨万の富を得、各々の会社は、社員に月給を払える。
どうも、私の出番はまだ先のようである。困るねえ。それが証拠に、3ヶ月も前から打診している報酬4万円の仕事がなかなか決まらない。
4万円などという金額は、出版会社にとっては「晩飯代」ぐらいの額であるからして、金額の問題ではない事態が作用しているのだ。
こちらとて、4万円いただければ、ありがたいけれども、生活を裕福にする金額ではない。不思議だ。金額の合意はあれど、受け売りが成立せぬ。
あれれ。となれば、私の破産はもはや、火を見るより明らかなりし。
売文でもなんでも、金に替えちまえ。と、本来ならば、「貧乏」を苦に病んで、自ら首でも括ろうか、となるわけだが、なかなかそれもおぼつかない。
なぜならば、私が普段感じているのは「なんとなく貧乏」な気分だからである。