100年時代
先日面白い記事を見つけた。世界の長寿化が進み、引退後に余生を楽しむという人生は終わる、というのだ。そう言われて考えてみると近年日本には少子高齢化という言葉が広がり子供の数はどんどん減り続け40~50年後には国民の半数以上が65歳以上になると言われている。そこを赤ちゃんも含めて残りの半数で支えていかなくてはならない時代がもうすぐそこにやってくるのだ。長寿化は進んでいるのだろう。なんとなく婚期を逃しつつ、いつか自然に出会って結婚するだろうと思いながら40代半ば子供は2人は欲しいという日本人は今ゴロゴロいる。男性であれば結婚し運よくすぐに子供が授かれたとして1人目が大学生の時には定年、女性に関しては子供を授かれるぎりぎりのラインである。1世帯の表す意味は現在2.5人だが近い将来1世帯の単位は単身者になるというデータも既にでている。長寿化の話に戻るが人材論・組織論の世界的権威でロンドンビジネススクール経済学教授のリンダ・グラットン氏、アンドリュー・スコット氏共同著書である「LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略」によれば過去200年のデータで見ると10年ごとに寿命が2年ずつ延びているのだとか。先進国では今後1967年生まれの半数は91歳、1987年生まれは97歳2007年生まれは103歳まで生きると予測されているとのこと。もし定年が今のまま65歳であれば老後生活はなんと35年にも及ぶ事になる。著書によればこれを乗り切るためには老後最終年収の5%で暮らしていくとしても給料の25%を貯蓄に回していかなければならなくなるレベルだという。仮に貯蓄分を10%に抑えたとしても80歳まで仕事を続けなくてはならない。そこでこれからの長寿社会には個々の無形資産の構築(価値を高める人間性・活力・変身し続ける)を確立しワクワク感をもって生きていく事が大事になると。働き方改革も発表され一般的と言われている働き方にも見直しが入り、普通の会社員であれば副業をしようやもっと時間を有効にと考える人が増えてきたのも、自身の無形資産構築に一時夢中になることもこういった世界情勢の流れもあるしうなずけるしやむを得ないとも思うのだが日本人で適齢期、今独身であるならば1人で生きていく働き方ばかりではなく結婚をして家族を作り夫婦での世帯年収を上げて協力し合える仕組み作りも考えてもらいたいと願っているのである。堀江貴文さんやZOZOの前澤友作さんのような出来上がった世界観と財産をお持ちであれば一人で充分であっても(それでもお子さんはいる)人間はいい時もあれば悪い時もあるもので親族が寝たきりになるかもしれないし、自分の身体も不調が出てくる可能性だってある。そして何より謙虚で列を乱さないことを美徳として育てられたまじめで働き者の日本人。時間に縛られて生きてきた仕事人間ほど年を重ねた晩年は働くばかりではなく余白を楽しむ自由な時間も欲しいと願うのである。夫婦二人で支え合えればこういった波も補い合い役割分担していけるのだ。ただなんとなく恋から遠ざかっていたり自分の人生計画もぼんやりしたままならばこれからの長寿化社会、また日本の少子高齢化がどれほど危機的なところまできているのかも含めてこれを機に真剣にパートナーのいる未来の可能性も考えてみてもいいのではないのだろうか。