こんにちは、今回は呼吸について
皆さんが勘違いしやすいポイントをお話ししようと思います。

張り切ってますか!



張り切って、緊張して張り切りスタジアムでがんばりすぎる症候群、その対処方として、呼吸を整えて不安を取り除こうというのが一般的ですね。

リラックスするために呼吸を整える。

今回はその整え方


リラックスのための呼吸法の一つとして、「4-7-8呼吸法」があります。やり方は以下の通りです。

1. 姿勢を整える背筋を伸ばして楽な姿勢で座るか、横になります。
2. 鼻から息を吸う4秒間、鼻からゆっくりと息を吸います。
3. 息を止める吸った後、7秒間息を止めます。
4. 口から息を吐く8秒間、口からゆっくりと息を吐きます。

これを数回繰り返すことで、心が落ち着きリラックスできます。試してみてください!


今回は、ここにもう一工夫❗️
その前に❗️

肺で呼吸するメカニズム
自律神経を整える中でもコントロールできるとされるのが呼吸ですね。



肺での呼吸メカニズムは、主に次のようなプロセスで行われます。

1. 吸気
   - 横隔膜が収縮し、胸腔が拡大します。
   - 肋間筋も収縮し、肋骨が上がり、胸腔の容量がさらに増えます。
   - これにより、肺内の圧力が外気圧より低くなり、空気が肺に引き込まれます。

2. ガス交換
   - 吸い込まれた空気は肺胞(肺の小さな袋)に達します。
   - 肺胞の壁は非常に薄く、酸素が血液中の赤血球に取り込まれ、二酸化炭素が血液から肺胞に放出されます。

3. 呼気
   - 横隔膜が弛緩し、胸腔が縮小します。
   - 肋間筋も弛緩し、肋骨が下がります。
   - これにより、肺内の圧力が高まり、空気が肺から外に押し出されます。

この過程を繰り返すことで、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出することができます。呼吸は自律的に行われますが、意識的にコントロールすることも可能です。


これが呼吸のメカニズムです。


呼吸は自分で強さや速さをコントロールできるため、その方法が重要視されていますが、実際には肋骨の動きによって胸腔の容量が変化し、肺が拡張したり縮んだりして呼吸が行われます。このメカニズムにより、効果的なガス交換が実現し、体に必要な酸素を取り込み、不要な二酸化炭素を排出することが可能になります。呼吸法を意識することで、このプロセスをさらに効率的に行うことができるのです。


ということは、呼吸のリズムとか大きさとかで呼吸を整える意識も大事ですが、肋骨が動かないと胸腔の容量が変化しないことも知っておく必要がありんすね。

具体的な方法としては、身体をクネクネして動かす。

やり方は、立った状態で身体をクネクネ揺する

腕はぶらーんとしてまま
クネクネする。

腕がクネクネすると
腕→肩甲骨、鎖骨→肋骨
へ振動が伝わります。


現代の人は腕が廻らない使い方をしています。

小学生になると行進とか教わることも原因の一つですね。

前後にしか振らない癖が付きます。

腕、すなわち上腕骨は肩関節を構成し球関節の構造をしているので360度動きます。

それを前後しか使わなくなる癖がついたから、車の後部座席のものをとろうとして肩を痛めたり(五十肩)しますね。

そうです、腕が構造通り動かなくなって制限されてるからその近くにある肋骨が固まってしまうんです。


肋骨が固まって、呼吸だけを気にしても呼吸が改善されないのです。

具体的な症状だとパニック障害などですね。
パニック障害までいかなくても、普段呼吸が浅く感じている人は多いではないでしょうか?

肋骨が固まる、呼吸が浅くなる、喉が詰まる、胸が締め付けられる感覚、ゲップが出てしまう、胃の不快な感じ、目が疲れる、頭がボーッとする、なんとも言えない不安、寝れないなどと繋がります。


今回は、呼吸についてのポイントを
かわせみ整体の観点から解説しました。