仮免プレートを段ボールで自作して、家の車に貼っ付けて、近所を周回してみた。

車庫入れして後ろからちゃんと真っ直ぐ入ったかな~?っつって見てみたら
仮免プレートが見事消え失せてた。

やっぱりね!そうなると思った!

走って探しに行きました。
家からそう遠くないところに落っこちてた。


あんなチンタラしたスピードで練習してんのに落ちるんだなぁ。もうちょっと粘着力のあるテープを探さないとなぁ。



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部活の飲み会に参加した。

飲み会大好きだし、人数の多い飲み会は久しぶりだったからすげーはしゃいだ。
後輩いじったり、後輩に後ろから首を締められたりした。

宴会コースの料理に飽き足らず、
追加注文したスパゲティを結局一人で全部食べたりした。

同期M(女子)がチャーハンをすごく美味しそうに食べていたから、

あーん♡

っつって甘えてみたりした。
そしたらM、

そうだね、いつかのために練習しておかないとね。

って、私にあーん♡って食べさせてくれた。
あら優しい。確かに優しいおなごなのである。Mは。

あー、これ相手が男だったらなぁ、とか、あ、私はあーん♡って食べさせてあげる側の方が良いのか、女子だし。
とかいろいろな邪念が私の中で渦巻いたけど、

ありがとー、おいしー♡

っつって私は喜んだ。

こんな可愛いことを男とやる日は程遠いと思うけどね!練習は大事だよね!えっへっへ!

と一人ではしゃいでいたら、Mがぽつりとこう言った。


練習練習。テストで出るかもしれないし。


テスト。
…テスト?


いやいや、流石にテストには出ないでしょう、
そりゃ私そういうテスト受けた方がいいんじゃねーかってくらい枯れてっけど!
むしろ受けてみたい。あなたの恋愛力採点します!みたいなね。熱々のおでんをあーん♡ってやって彼の口の横につけちゃって、あっつ!ってなってダチョウ倶楽部かよ!みたいな!はい!減点!みたいな!
って流れるようなボケとツッコミを自家製産している最中に、
Mは逆側に座ってた後輩Aに、


はい、口開けてくださいねー。


っつって、チャーハン食べさせ始めた。



はい、口開けてくださいねー。





ガッテン。


確かに看護学部のおなごなのである。Mは。
つまり練習は練習でも、
介護実習の練習っすね。
テストはテストでも、以下略。


飲み会の場でも、白衣の天使を志すおなごの日本高齢化に対する覚悟は完璧なのだ。そして空きあらば実践。
うら若き20代女性(へべれけ)を捕まえては、食事を口に運んであげる練習をする。



たとえその女性(へべれけ)が、恋に恋して思わぬ方向に妄想の舵を切ろうとしていても、
Mはぶれない。
変なテストがどうとか、気持ち悪いことを怒涛のように喋ってても、
ぶれない。


この高齢社会に生きていれば必ずと言っていいほど直面するであろう介護、その練習をあーん♡なんつーなんとも呑気極まりない戯れだと思い込んで
一人突っ走った私。
いや…飢えてて…ほんと…


白衣の天使の卵Mは
私(へべれけ)の心までは救ってくれはしないのだ。



ガッデム!