13mm 珊瑚模型 D51の製作④ | 黄金色の電車工房から

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2019.8.15 yahooブログ「16番鉄道模型と鉄道写真の部屋」より移転してきました。
1/80真鍮キット工作の楽しみを広めるべく更新してまいります。
一応、旧型国電が専門です。


着手してもう3年以上が経つ珊瑚模型のD51ですが、今年の3月ぐらいからまた少しずつ製作を進めています。

今回は従台車〜後台枠付近について工作を行いましたので、つまらないとは思いますがご紹介します。


まずは後台枠の後方、ご覧のように大きなボルトが沢山ついた鉄板の部分をカットして、回転しないように加工します。


いま切り取った部分は短くて使えないので、0.8tの真鍮板にボルト表現と段差加工を施して同様のパーツを自作していきます。

フライス盤を使えば等間隔の開口が容易なので助かります。


ボルト(真鍮線)を埋める穴の開口と、段差加工を済ませた様子です。

このパーツを主台枠から続くメインフレームの最後尾にハンダ付するつもりです。


φ0.5の真鍮線を埋めてハンダ付。


適切な長さで伐採してヤスリで整えれば完成です。


続いては後台枠の最後尾にある大きな梁を製作します。

キャブ支えの羽みたいなのがマウントされる部分ですね。


こちらも無数のリベットが存在するので、ノギスで目印をつけた上で開口していきます。

外形を糸鋸で切り出した様子。


キャブ支えの羽は0.3tの洋白板を切り出し、梁の上にハンダ付した上でリベットを埋め込みました。

写真の一番上がキットに付属していたもの、中央は1回目の試作、そして今回製作したものです。

寸法も問題ないのでこれでいこうと思います。


次は従台車の加工と灰箱の製作です。

まずは従台車に手を加えて、灰箱をぶら下げても干渉しないようにします。


灰箱は非常に観察しにくい場所に存在するため、潜り込んでの計測も不可能で、形状の把握にはかなり苦労しました。


おそらくこんな形だろうと言うことで0.4t真鍮板を切り出してみました。


さらに組み合わせて立体にします。

これをメインフレームの最後尾にビスで固定します。


思ったよりもギチギチでスペースに余裕がなくなりましたが、写真と見比べると実物もこんな感じなのでよしとします。

ビス止めなので走らせる時は外せばよいかと(笑)



本日は以上です。