黄金色の電車工房から

黄金色の電車工房から

2019.8.15 yahooブログ「16番鉄道模型と鉄道写真の部屋」より移転してきました。
1/80真鍮キット工作の楽しみを広めるべく更新してまいります。
一応、旧型国電が専門です。


こんにちは。


当ブログにおいては最後の投稿から丁度一年が経過したというタイミングなので、きょうは近況をまとめてお送りしたいと思います。


更新が途絶えた経緯ですが、一年前のある時どういうわけかAmebaアカウントでログインができなくなってしまい、その再認証をサボっていたというのと、並行していたtwitterの方が気軽に投稿できるというメリットを感じ、ブログ投稿の必要性を見失っていた為なのです。

模型鉄として、キットの着手から完成までこぎつけたら、それを1本の記事にまとめて久しぶりにブログ投稿しようと考えていたものの、相変わらずなかなか完成に到達しないので結局そのまま放置になっていたというわけです。



さて、去年の夏は珊瑚模型のD51製作に注力していたようです。

しばらくは試行錯誤しつつキャブ周りの自作パーツを作り進めていたのですが、どこまでのディテールを目指したいのか、完成の全体像が自分でもわからなくなってしまい、また、蒸気のキットそのものも入手難になる中いまのレベルで製作続行するのはもったいないという事まで考えてしまい、結果的に中断しています。


秋から冬にかけては末端会員として所属させていただいている鉄道模型クラブの競作に参加しようと、とある私鉄に譲渡された旧型国電の製作に全力を投じるも、生地完成に近い段階になって根本的な間違いに気づき、こちらも製作中断。





今年に入ってからの出来事は写真をメインにお送りします。


年明けには、予約していたマスターピースの京成3500形が届きました。

未更新4連と更新4+2の6連、そして専用のロスト製台車枠です。

こちらのメーカーの製品は例によってプレスによる車体曲げが甘い(特に肩R)ので、いつか専用治具を作って補正した上で製作するつもりです。



5年近く前に製作して生地完成の段階で放置されていた、エンドウの小田急ABFM 2220形をレストアしました。

今現在はご覧のとおり、下地塗装の段階です。



製作中の様子です。

2両とも連結面の妻板が表裏逆についていたので、取り外したついでにステップや銘板を取り付けディテールアップを図りました。

この作業のため奇数車の配管類も切除しました。



ギミックとして室内灯、ヘッド・テールライト、全面行先幕、車掌側の乗務員室内灯を点灯させるべく、配線作業を進めています。

IMONのパネルライトとモデルシーダーのライトセットを中心に、チップledや定電流ダイオードなど個別に組み合わせて、試行錯誤しつつ組み込みました。




その小田急の塗装に先立ち、以前から導入を検討していた大型の塗装ブース「ネロブース」を購入しました。

職場の先輩が塗装の要件で来ていて初めて使用してもらったのですが、卓上のキムワイプがファンに吸い込まれるほどの排気能力で驚かされました。

エアブラシもダブルアクション0.3と0.5を揃えているので、塗装に関しての設備投資はしばらく行わない予定です。


2月には、カツミの2006年製品 近鉄30000系ビスタカー更新車を購入しました。

以前からヤフオク等で16万程度の相場で取引されているのを度々見かけていたので、どこかでまた出でくるのを待っていたのです。



中古品で、パンタは2基とも破損、窓ガラス全部変色、集電不良とさまざまな問題を抱えています。

特に中間車の2階の窓ガラスは曲面ガラスのため、自作が難しく、塩ビ板の曲げ作業の実験を進めているところです。




5月には会社の先輩方に同行させていただき、群馬県の山奥にある「嬬恋鐡の里」へ行ってきました。

普段は作るばかりで走らせる事への興味関心があまり無いのですが、広いレイアウトで長い編成が走っているのを見ると自分のガラクタ達もなんとか完成させて走らせてあげないとと感じました…

上の写真は、新品同様でナンバーも取り付けていない、ED75とワムハチ×20両です。



新規車両の製作としては、上述の小田急2220形に連結させるべく、兼ねてより温存していた同シリーズの2200(ネコ)を2両組み立てました。

これは2003年ロットのため、2017年ロットの2220形と仕様を合わせるために、前面Hゴム窓枠を特注エッチングパーツで製作するなど力を入れています。

現在、更にエッチングパーツで新規に起こす必要のある部品が判明したため、その設計を行なっているところです。



運転会で走らせる用の車両として、エンドウの国鉄キハ3035系を3両迎え入れました。

2022年ロット(定価10万円程)の新品ですが、競合のu-trainsからも発売予告が出ていてなかなか売れないのか、半額に迫る値段で入手することができました。

足回りのディテールを中心に少しだけ手を加えようと思っています。



こちらも過去作品(放置作品)のレストアということで、エンドウの国鉄70系をやっています。

引き続き新潟の4連を作ることを目標にしつつ、特定車番として個体差を出すと共に、戸袋窓を特注のエッチングパーツに置き換えることで、より実感的な模型を目指します。

クハ76 300をキットから新たに製作し、写真の4両でクハ76 304 + モハ70 102 + モハ70 68 + クハ76 077 にする予定です。



こちらは窓枠を剥がしている様子です。

側開閉窓の窓枠は別売りがないので、なんとしても再利用しなくてはなりません。

丁寧な作業が必要だったので、半日かけて2両分剥がしました。




最後の70系の工作が今まさに進行中のものです。

次回更新がいつになるかわかりませんが、ブログの存在を忘れないようにときどき更新しようとは思っています。

毎日の投稿は、引き続き「X」(twitter)にて行なっていきますのでよろしくお願いします。

Xアカウント→ @turikakevvvf


それでは、本日は以上になります。