先日の報道番組で、名古屋おもてなし武将隊の存続問題が取り上げられていた。
名古屋おもてなし武将隊(以下武将隊と省略)は、名古屋開府400年に合わせ名古屋市のふるさと雇用対策事業の一環として結成されたPR部隊で、緊急雇用対策のためメンバーはハローワークで募集された。
しかし、武将隊の活動原資となっている国の『ふるさと雇用再生特別基金事業』の拠出は来年3月で終了する。
担当課である 名古屋市観光推進室は「功績は認めるが、このままの形で市がかかわっていくことは出来ない。
自立の道を切り開いてほしい」と話し、収入に見合った形での規模縮小の可能性をにおわせた。
現在武将隊にかかる運営費は人件費も含めて約1億円かかっているそうだ。
武将隊の功績について一定の評価はしているものの、国の補助金が無くなれば容赦なく切り捨てる。これが行政の姿なのだろうか?
仮に名古屋市が単独で援助するには、来年度の予算に計上する必要がある。
となれば遅くとも年内には、来年度以降の武将隊のビジョンを明確にし、行政の理解を獲得し、予算に計上させる作業が必要である。
あと4ヶ月。存続か?解散か?