実は、昨日書き出したこのブログですが、8割方書き終えた状況で消えてしまったんです
Fキーのどれかで復元できたと思いつつ、分からないまま断念してしまいました
ということで、再度挑戦です
私の一口馬主ライフは、レッドディザイアに魅せられて08産駒のデイヴィスの世代からのスタートですので、今年で5年目ですまだまだひよっ子ですね
08産駒は、レッドデイヴィス、レッドディアーナ、レッドラファールの3頭に出資し、デイヴィスは去勢、ディアーナは病気による未出走引退、ラファールは歩様が改善せず未出走引退と、ある意味では「どうなるねん、俺の一口ライフ」状態でした
デビューしてくれたデイヴィスも、新馬戦は目標にされたこともあって直線で交わされての2着でしたが、3戦目の未勝利戦で無事に1勝をプレゼントしてくれました
しかし、その後は1着入線後降着がありました過去の競走馬を見ると、降着後のレースでは呪われたように苦戦する場合があるのですが、デイヴィスの場合は亡くなったディアーナに助けてもらったと今でも信じています
新年早々のシンザン記念でのレースは本当にそう感じさせるものでしたこのレースには、後の3冠馬やマルセリーナ、ドナウブルーなども出走していましたね
その後の復興支援競馬となった毎日杯も優勝しましたが、逆に「セン馬」としての悲哀を痛感することになったのもこの頃です
しかも、追い打ちをかけるように、京都新聞杯では骨折してしまって休養を余儀なくされてしまいました
療養とリハビリ後の秋に復帰を果たし、復帰レースの鳴尾記念ではデムーロ騎手によって新しい一面を見せて重賞3勝目を挙げることが出来ました
しかし、ここからがデイヴィスにとっては暗く長い長いトンネルの始まりだったのです
強豪馬とのレースとなった、オーラスのグランプリレースでは差のないレースをした反面、このレース後辺りから馬が小さくなたというかオーラがなくなったように感じました
そして、レースでも調教でも我儘な一面を見せるようになり、唯一ノーザンファームしがらきでの生活だけが気に入っていたような時期を過ごします
そして、私自身も陣営に毒づくような発言もしましたし、我儘なデイヴィスを押さえつけるような対応も必要ではないかと思うこともありました
しかし、元来が「親分肌で王様気質」のデイヴィスにとっては、押さえつけられることこそが嫌であったのかもしれません
そして、休養中には色々な施策が実行されたようで、復帰レースのパドックでそれが披露されることになりました
パドックで手綱を持つ担当助手が若い助手さんに変更されましたこれまでとは違って、楽しそうな笑顔が溢れデイヴィスにも声をかけてくれていました
多分、一人は騎手時代に馬券でお世話になった生野君だと思うのですが、ちょっとふっくらされたようですので自信がありませんm(__)m
それもあってか、デイヴィスの好調のバロメーターでもある「カメラ目線」が非常に多かったようですね
そして、レースではメンコを外して「素顔のデイヴィス」で走ることになりました
そんなこともあってか、レースではこれまでの不調時と違う前目からのレースをし、久々に掲示板を確保してくれました
そして、昨日の大阪-ハンブルクカップでのパドックでは、助手さんと一緒に競馬学校の制服が初々しい「あんちゃん」が手綱を持ってくれていましたね
デイヴィスはといえば、機嫌良さそうに「俺に任せろ」と言わんばかりに二人を力強く引いていましたので、「やってくれそうだ」と思うには十分でした
しかし、良馬場とは言え馬場が湿っている状況であったと思いますので、一抹の不安もありましたので「馬券は外さない」としかデイヴィスを信じることが出来ませんでしたデイヴィス、ごめんm(__)m
そして、レースではまた驚くような場面を目にすることになりました
ネット上では多くの人が、「浜中騎手のエスコート」と発言されています実際に、その場面の少し前までは「左鞭」が入っていましたが、私には「その出来事」が左鞭に反応してのことには見えませんでした
レース終盤の直線での叩き合いになった場面ですが、なかなか行きたいコースに入れずに前をカットされて「あかん」と思ったその時にそれは起こりました
「俺、馬込みの狭いところは嫌いやねんインコースがめっちゃ開いてるやん
俺、こっち行くで
」
と言っているように、急に馬場の悪いインコースに進路を変更して、そこからグイグイ進んで行くではないですか」
最後は、デイヴィスらしい少しの着差でしたが、それこそが「負けず嫌い」のデイヴィスの本領であり、らしさでもあるのです
さて、ここまでが前置きです長過ぎますね
人間でも同じですが、良い時もあれば悪い時もありますよねそして、現状を打破するには周囲のサポートは勿論ですが、自分自身でそれを克服する意志や想いが必要です
そして、もうひとつ大切なことは、「個を活かす」ということでしょうか
恐らく、デイヴィスは「コントロールされること」が大嫌いなんだと思います悪く言うと、我儘な部分を持っていることになるのだと思いますが、良く言えば親分肌で頼り甲斐のあるやんちゃボーイ
既に5歳ですから、ちょい悪オヤジ
でも、デイヴィスの好き勝手にさせることは競走馬デイヴィスとしては良くないことでもあると思いますので、その辺りを上手くコントロール出来ると良いのでしょうね
例えるならば、お釈迦さまと孫悟空の関係でしょうか
我世の春とばかりに好き放題行動する孫悟空も、実はその場はお釈迦様の手のひらの上であったというあれですね
そして、何よりもデイヴィス自身のやる気・本気がなければ起こらなかった復活劇です重賞3賞馬ですから、もっと大きなステージで勝ってこそ「本当の復活」と言えるのかもしれませんが、ここからは積み上げて行くしかありませんよね
デイヴィス、本当に昨日のレースは感動させられました長い間、君自身も悩んだと思うけど、ここからは沢山の人を幸せな気分に出来るように、君らしい走りを見せてください
そして、14日には君がスタートラインに立つことを許されなかった皐月賞に僚馬レッドルーラーが出走します君の想いを重ねて応援してやって欲しい
そして、個人的には君とルーラーが5月の同じ日に出走し、歓喜に包まれることを信じています
関係者の皆様、本当にありがとうございましたm(__)mそして、これからも我儘なデイヴィスではありますが、よろしくお願いしますm(__)m