私自身は、収支や儲けには全く関心がありませんので、気に入って出資をした愛馬を可能な限り応援していくことで元気やパワーをもらうことが出来れば最高です
同時に、一口ライフを通じて交流を持つことが出来るようになった方々との出会いも最高です
その一方で、この時期になると未勝利引退のタイムリミットが迫って来ていますので、ネット上では「地方への転籍をしないで引退させろ」「補償減らしはやめて引退させろ」などの言葉が飛び交っています
確かに、勝たないよりは勝つ方がうれしいですが、勝てないからと言って引退とは「親」としては資格だと思います
何故なら、競走馬は引退によりいくつかの進路が決まります
①種牡馬
②繁殖牝馬
③競馬場での誘導馬
④乗馬
⑤功労馬として余生を送る
⑥研究馬
⑦その他 一般に引き取られる
ここまでは生きることが出来る進路ですが、もう一つ見るに堪えない「へい死」があり、多くの場合には「食肉」となってしまうんです
私自身、一口馬主というある意味で出資馬の「親」が、自分の子供を死に直面させることになるかもしれない選択を軽々にするなんて考えられないんです
当然ですが、一口馬主は「ファンド」ですので「投資」ですしかし、「儲けを重視する投資」を一口馬主に求めるのであれば、それは間違いのように思えてなりません
引退と叫ぶ人たちは、月々の支払いがあるからそういうのかもしれませんが、自分自身が自分自身の責任の元に出資を決断したのであれば、最後までしっかりと「親」としての責任を果たすべきではないかと思うんです
勿論ですが、これは私の考えですしかし、「生き物」に対しての姿勢としては、非常に疑問に思います
この時期だからこそ、一口ライフを楽しんでおられる皆さんには冷静に行動・発言をしていただきたいと思います