今回は自分の疑いようのない内面の一部を記録する目的の記事です。私は自分のことすらよくわからないので、ある日自分の本心を知ったとしても時がたてば見失ってしまう。だからここに残しておきます。以下内省なので「ですます」ではなくなります。
第一に、私はある定理があったとして、その定理にかかわる理解しうることは全て理解しなければ気が済まない。定理の証明の一言一句に何の疑いもない、と私が満足するまで私はその定理を使ったとしても信じることはできない。そういう人間だ。しかも私は工学部所属の学部生なので、これから先大量の定理の証明と向き合わねばならない。そうなれば生半可な数学や論理への理解ではいつか太刀打ちできなくなり、定理を信じないまま後ろめたく思いつつ使わざるを得なくなる。だから私は将来工学を仕事にするうえで、暗澹たる気持ちで取り組まずに済むよう、数学及び哲学をしなければならない。
第二に、私は確率微分方程式にちょっとだけ興味がある。量子力学や金融工学みたいな実用的な分野へ応用できるらしい。現実というめちゃくちゃなよくわからないものを整然とした方程式で扱えるなら、すごく楽しそうだなと。もしかしたら私の人生や世界観を変えてくれるんじゃないかなと思う。