ぼくは、あまりオシャレな人ではありません。
しかし、日本のファッションについては頭を悩ませています。
ファッションは快適な文化生活には欠かせないものです。
ファッションを支配することは、自分の仲間を幸せにする極めて重要な要素です。
日本人は、ファッションに多大なお金を毎年消費するのに、
ファッション業界の構造の問題にあまり関心がないかのようです。
日本の現代人は、女性は極めてオシャレですが、男性はそうでもありません。
それは、もちろん、日本の男性がファッション戦争に負けているからです。
日本の服屋の店員がどんなことをするか知っていますか。
店員は自分に格好いい服を選び、客からオシャレな男性ファッションを隠してしまいます。
日本国内ですら、これだけ激しいファッション戦争が起きているのに、
外国とのファッション戦争がもっとえげつなくなるのは当然です。
日本は、ファッションを海外の工場で作らせて、日本へ輸入しています。
すると、どうなるのでしょう。
もちろん、海外のファッション工場は、例えば、バングラディッシュの工場は、
バングラディッシュにいちばんオシャレな衣服を売り、
日本には二流品のファッションしか売りません。
お金がたくさんあればオシャレになるなどというのは、まちがいなのはみんな知っているでしょ。
日本が、国内に最も良い商品を売り、海外へは二流品を売っているのは事実です。
同じことが、海外のファッション工場でも行われることに気づかない人ばかりです。
日本が出資した工場なら、日本を優先してくれると本気で思いますか。
外交はそんな簡単なものではありません。
軍事についても、オシャレで機能性の高いファッションは、それだけで戦争を有利にすすめます。
制服、洗濯、これらはナイフより重要な戦略要因です。
制服と洗濯を掌握できない軍隊が勝つことはありません。
海外のファッション企業は、日本のファッションを支配できているなら、
いつでも日本と戦っても勝てると考えるでしょう。
日本のデザイナーのブランドが十億円規模の売上しか許されない。
代わりに売ってるのは、おじさんおばさんブランドが数千億円売っています。
日本の芸能人やモデルが仕事でオシャレな服を着ても、
ファッション戦争で重要なのは一部の成功者ではなく、
一億人の国民みんなのファッションです。
一億人みんなのファッションを守らなければなりません。
毎年、70万円をファッションに消費する日本人も大勢いるでしょう。
それだけの需要がありながら、日本の男たちは、
繊維業をバカにして、海外に作らせようとする。
それで、着心地の悪いズボンを買わされているのではないのではないですか。
日本の男が格好悪いのは、ファッション戦争に負けているからです。
ファッションの工場を日本に置き、
日本人が作り、日本人が売るべきです。
追記。
日本の衣服の海外生産率は、97%になり、
日本人は衣服の決定権を海外にゆだねています。
日本人は、繊維業の重要さを軽視して、
軽産業は、重産業より古くて価値のないものだとバカにしてきたのです。
日本でオシャレ?
そんなもの、3%の芸能人だけでしょ。
日本人が日本の工場で生産して、日本人が売れば、
もっと遥かにオシャレで、高機能で、しかも安い衣服が手に入りますよ。
日本で一年間に陳列される衣服は、28億個です。
数がわかっています。かなり、がんばって数えている人がいるのでしょう。
衣服店の店の棚に陳列される衣服が28億個で、
そのうち、客が購入するのは14億個です。
つまり、売れなかった14億個の衣服は、おそらくとてもダサいデザインの服なのでしょう。
日本で買い手が見つかる14億個の衣服は、
はたしてどのくらいの顧客満足度のある衣服なのでしょうか。
日本人は、自分だけオシャレな服を独占するのではなく、
みんなでオシャレな服を着ましょう。
