船は順調に日本海を進んでいく。
仲良くなった小野瀬さんと、とりあえず、ビールで乾杯。
お互いの過去の話に花が咲く。
ビールの自動販売機の前でメガネのヨーロッパ系の
男がパニクッってるのを発見。
「お金を入れたのにビールが出てこないんだ」
と言うようなことを何とか聞き取り、
船員さんに助けてもらいって
3人で再び乾杯。
新規メンバーのアイルランド人。
その名もディレック。
3人でトランプ開始!
アイルランドのゲームでとてつもなく盛り上がる。
ゲームは深夜にまで及ぶが一度もディレックに勝てなかった。
遊びつかれてそのまま就寝。
翌朝、朝飯にディレックと同室のケビンが参入。
かなりの男前だ。美男だ。
気づけば、この船で朝ご飯以外を食堂で食べているのは
小野瀬さんと、俺だけだった。
その他は皆コンビニなどで調達してきている。
船の料理は高くて不味い。
食後、ディレックは 「洗濯して寝る」
ケビンは 「読書」(孟子の本)
とのことだったので、小野瀬さんと地下へ。
そこは、さすが中国の船。
卓球、麻雀 カラオケ などがあった。
こんなトコに来てまで麻雀は嫌なので
卓球!
これが間違いの始まりだった・・・・・・
ここで小野瀬菩薩が闘争の鬼、修羅に変身することになる