カテゴリが『妊娠に役立つこと』になってますが

今回の結末は、ちょっとズレてます。


だけど、きちんと治療に向き合えば

こういう方法もあるのかな?ということでUPしておきます。



さて、夫を診てもらうことになり

先生がうちに来ました。

さっそく、先生は脈診を始めます。


漢方が西洋医学と異なるところは

全身をつなげて診るところかなと思います。


漢方病院も、大きい所だと

耳鼻科・産婦人科・泌尿器科...のように

科が分かれています。


しかし、産婦人科を受診しても

先生が脈診すると 腰痛、胃の荒れなどの

他の症状も指摘されることが多々あります。



かくなる夫も、不妊治療が第一の目的で

来てもらっているのですが...

脈診で色々な指摘をされていました。



『最近、おしっこする時、すぐ出ないでしょう?

 かなり経ってからおしっこ出始めますね?』


夫『はい...』


トイレの扉を開けっ放しでする夫...

私にもそれは見えていました。

確かに~。なんですぐ出ないのかと思ってた。




次に先生

『食事した後、眠くなりませんか?』


夫『はい、いつも、食後は軽く寝ます』

私(食後に寝ると消化に悪いのに、何ですぐ寝るのか気に入らなかった)





『それから、ここ、押さえると痛くありませんか?』

(と、胸の下辺りを押さえる先生)


『痛、痛、痛い~』

(悲鳴を上げる夫)



驚くべきは、夫の抱える症状を

過不足なく、的確に指摘したことでした。


そして、漢方風の言い方なのですが

『下腹部に「冷」が溜まっています』

というのが、不妊の原因らしく

それを、無くさなければならないと...



その他、肝臓に無理がかかっている

などのいくつかの症状を指摘され


夫には、お灸のようなものと

第一段階の薬が処方されました。

先生が材料を集めて煎じた後、宅配で送られてきます。

そして、鍼治療も並行して行いました。



服薬とお灸を毎日

先生が2~3回自宅に来て鍼をしました。



『ここどうですか?痛い?』

と前回、押して激痛が走った所を押すと

今回は痛くないとのこと。



肝臓等の方は症状が緩和されていたようで

鍼治療は終了。


後は、不妊の原因を治療するだけになりました。

お灸は、家中煙だらけになって大変。


でも、処方された分は全てして欲しかったのに...

肝臓の症状がよくなったと聞いた直後から

お灸もしなくなりました。


当時、夫の不妊治療に対する焦りは

この程度でした。


夫の不妊治療は

途中でやめてしまったので、

そちらの効果のほどはわかりません。



...が、不妊治療専門の漢方病院もあります。


漢方は、目に見えて結果が

数値で見えるものでもないので

現代の西洋医学に慣れ親しんでいる

我々には、俄かには信じがたいものがあります。


....が、韓国では、体質改善をしてから

と、漢方で不妊を克服したいという人もいますし

実際に、私も何人にも言われました。


不妊専門の病院があるんだけど、

知り合いがそこに通って子供できたから

行ってみては?と.... 



ただね、漢方は高いんですよ。

ほどんどが、保険対象外の治療なので

半月単位で薬が処方されることが多いのですが

その金額が、3万~5万円にもなったりします。

信じてないと出せない金額なんですよね。