2017年10月28日 東京オリンピックまであと1000日だそうだ

偶然私はがんが転移し治療しなければあと6ヶ月抗がん剤治療をしてもあと30ヶ月

両方合わせると約1000日

もちろんこの年だから「死」について考えたことはたくさんある

ただし自分の「生」の期限を切られたのは初めてだ

そこでこれから死に向かっていく気持ちを綴っていこうと思う

もちろんこれは私の個人的な気持ちなので人によっていろいろな意見があると思う

もしご意見があるならご自由に発言してください

参考にしたいものは参考にしますがそれに対してのお返事などの反応は一切いたしませんのであらかじめお許しをいただきたいと思います

生研の結果を聞きに行くまで2・3週間あったと思います

ネットでいろいろ情報を集めました

「大腸がん」「直腸がん」 抗がん剤治療をなさっている方 など

その中で「人工肛門」という言葉に出会いました

「え! 俺もこれか?」

当時私のイメージでは校門に器具でも入れてそこから排泄するのかな?と思っていました

「腸を繋いでおなかに肛門を造る」YouTubeを見てもまだピンときません

そしてどうやら手術をすると一時的とはいえそれにしなくてはいけないらしい

そんなことを考えていました

 

医者に会って結果を聞いた時一番気になったのはそれでした

案の定癌は初期のものだが転移などは開いてみなくてははっきりとはわからないということでした

「人工肛門を造るのですか?」

「あなたの場合癌の場所が肛門より離れているのでたぶん人工肛門は作らなくても大丈夫だと思いますよ} 少し安心しました

 

家に帰って再びネットサーフィンです

どうやら一時的に人工肛門になると排便の回数が増えるらしい

私は前から少し庁が弱いらしく結構「粗相」をすることがありました

そんな私が人工肛門にしてトイレの回数が増えたらどうなるのかな?

その上元の肛門に戻すときには排便の数がすさまじいようだ

一日に20回も30回も そしてそれが2年とか5年とか

これは耐えられないなと思いました

ネットで何人かの人に聞きました

「人工肛門でも普通の生活に支障はないよ すぐになれますよ」そういう人もいました

 

私はまだ迷っていました

そういえばその時に話を聞いてくださった皆様 お礼も言わずに失礼いたしました

改めて 「ありがとうございました」

 

内視鏡検査を途中で逃げ出した私にその日の夕方電話がありました

「がんが見つかりました 初期のがんです 手術の予定を決めましょう」突然かかってきた電話でそんなことを言っています

根っからの医者嫌い そのうえ体にいいことは絶対に避けてきた私です

「癌」くらいは覚悟していましたから手術を受ける気持なんかありません

「かかりつけ医と相談して返事をします」と言って電話を切りました

 

さて改めて考えてみると

1 癌は末期になるとやたら痛いらしい 痛いのはダメ

2 初期の癌らしいので切ってしまえば治るだろう

 

だったら手術してもいいかな?

 

ということでとりあえず1週間後に結果だけを聞きに行くことにしました

そしてステージⅡの直腸がんということになりました

3月9日に手術をしてまる一年が経過します そしてその日に術後一年の結果がわかります

述語の説明で転移は一切ないということだったので安心はしていますが念のために癌告知から一年の経過を書いてみます

 

そもそものきっかけは鼠径部の軽いチクチクとした痛みからでした

かかりつけの医者ではわからないというので日本医大の武蔵小杉病院で大腸の内視鏡検査を受けることになりました 2リットルもの下剤を飲まされ7・8階トイレに行きようやく検査が始まりました

「腸は曲がっているので途中で何回か痛くなるかもしれません 痛かったら言ってくださいね」

そういわれ肛門からカメラが挿入されました

モニター画面私の腸が映し出されます ピンク色のきれいなものでした

しばらくするとおなかな中で少しつっかえた感じがします

そしておなかが痛くなりました

「痛い」といっても「ちょっと我慢をしてください」と言われます

あまり私が痛いというので「まだ入り口のところですよ やめますか?」と聞かれたので

「やめてくれ」と私が言うとまだ始まったばかりですよ これでは何もわかりませんよ」と医者が言います

「なんでもいいからやめてくれ」

「わかりました」と言いながらカメラがバックしていきます

「ここにポリープが二つありますね 念のためにこれを生研に出してみましょう」

そう言って画面の中のぷくっと膨らんでいるものをつまみます

チクっとした痛み少し血が出るのが画面で見えました

 

これが私の「大腸がん」の始まりです

 

 

ご無沙汰です 直腸がん手術から半年が過ぎようとしています
おなかの右下にストーマの袋を下げ尿道カテーテルの管を垂らして生活しています
尿道カテーテルは一度は外したのですがその後も尿の出が悪く再度挿入してもらいました
前立腺を小さくする薬を服用していたのですが症状が改善されず
トイレに行ってもすぐに尿意を感じるしおしっこも少ししか出ずに年中トイレ通いをしていました
これではせっかく肛門閉鎖時の品弁状態を嫌ってあえて永久ストーマにした意味がなくなるので
医者に頼んで再度尿道カテーテルを入れてもらいました
その為に前述のような状態です

排尿については以前と変わらない状態ですが今はトイレに通う必要もなく
残尿や頻尿に振り回されることのない生活をしています
ほとんどの方が不本意ながらストーマを造設なさったと思いますが私は
今の生活のほうがQOLの向上につながっているのでこのまま一生この状態でいこうと思っています