雪 三好達治
太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。
教科書にも載っている、有名な詩です。
たった2行なのにとてもインパクトがあるし、論争も
よんでますよね。
曰く
太郎と二郎は違う家に寝ているのか?
太郎と二郎を寝かせているのは誰か?
ま、このようなことは学者さんたちにお任せするとして・・・
しんしんと降り積もる雪。
雪が降り積もる屋根の下で、すやすやと眠る幼子たち。
情景が鮮やかに思い浮かび、古きよき時代の日本をも
連想させる、私も大好きです。
思い出せないことは、最近読んだ本でこの詩を効果的に
引用した小説があったはずなのに、それがどの本なのか
ってことです。
(最近と言っても、たぶんここ1年くらい??)
いろいろと引用されているとは思うんですが・・・
うーん、思い出せない・・・