「早く過ぎ去りますように」メドベージェワ、ヤグディンらが訴え!ウクライナへの侵攻に「こんなひどいことはやめてくれ」


2/25(金) 19:57 THE  digest



エフゲニア・メドベージェワ氏

 現在、全世界を揺るがしている問題に、ロシアのフィギュアスケート界からも続々と抗議の声が上がっている。

 現地時間2月24日、英紙『Daily Mail』など複数の海外メディアは、ロシアによるウクライナへの全面的な侵攻が始まったと一斉に報道。ウラジミール・プーチン大統領が特別軍事活動を承認し、民間人にも死傷者が出るほどの本格的な軍事攻撃が続いていると伝えた。

 こうした状況を受けてか、女子シングルで平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワは、公式インスタグラムのストーリー機能を更新。「悪い夢のように、早く過ぎ去ることを願っています」と、今回の問題についてと思われるロシア語のメッセージを投稿している。

 また、ロシア代表としてソチ五輪団体金メダルを獲得した、ウクライナ出身のタチアナ・ボロソジャル氏が「戦争反対」と綴ると、その夫であるソチ五輪王者のマキシム・トランコフ氏も「恥ずかしい。痛々しい。怖い」と意思表明。男子シングルのソルトレーク五輪金メダリスト、アレクセイ・ヤグディン氏は「こんなひどいことはやめてくれ!!!!!! 他に言葉がありません…」と力強く綴った。

 さらに被害が拡大する恐れもある同問題。各スポーツ界では、ロシアで実施予定となっている大会の開催地変更を要求する声も挙がっており、その影響はまだまだ広がっていきそうだ。

構成●THE DIGEST編集部