今日は1週間ぶりにアンジェス(4563)のチャート分析と今後の方針について述べたいと思います。
1.ダウ理論ではアップトレンド
まず、アンジェスはダウ理論でいうところのアップトレンド状態です。
02/28 安値 375
03/06 高値 607
03/10 安値 480
03/17 高値 750
03/19 安値 537
03/26 高値 777
04/06 安値 636
05/08 高値 2455
05/11 安値 1200
ただ、2455円の高値を超えてくるにはそれ相応の時間が必要と思われ、しばらくはトレンドレスの状態でしょう。
2.ボリバンでは強い上げトレンドの終焉
次にボリンジャーバンドですが、日足は＋3σを突き抜けてからの急落でした。かなり強い上げトレンドが発生してましたが、+3σ突き抜けはさすがに天井が近いことを示唆していました。
逆バンドも急速に閉じており、ひとまず上げトレンドは終焉です。
3.移動平均線では上げトレンド
そして移動平均線ですが、5日線＞20日線＞60日線の状態で上げトレンド中であることを示しています。ただし、5日線は急速に下落してきており、20日線にどこまで近づくのか注目されます。
05日線(1395)
20日線(1231)
60日線(803)
以上、3点からアンジェスは目先天井を打ったのは間違いなさそうです。通常は「初押しは買い」なのですが、ここまで暴落してしまうとしばらくは高値更新は難しいでしょう。今後の焦点は目先の底値はいくらなのか、そこからどのくらいのリバウンドが期待できそうかです。
先週の予想では20日線で下落は止まるとしましたが、今のところ20日線がサポートラインとして機能しており、想定の範囲内の動きでした。
先週は最悪、1100円近辺まで押すことを前提に買い下がっていく作戦でしたが、まずまず上手く仕込めたと思います。
来週ですが、20日線が上がってきている関係から買いゾーンを引き上げ、1200～1400を狙っていきたいです。現時点で2700株を現物で保有していますが、4000株を上限に買っていきたいと思います。
ただし、5日線と20日線がデッドクロスした場合はトレンド転換と見なして、持ち株を処分する予定です。