ようこそ♪
シンガーのあおきまゆみです
写真 おかじましえ
昨日、メールマガジンで声についてお伝えしたんです。
自分の声に常に新鮮な気持ちで耳を傾けることが、本当に表現したいものは何か?を見つけるヒントになって、さらに歌の表現を変えていく・・・その辺りのことを、ここ3年を振り返りながらお伝えしたんですが、メールをお届けし終わってから、改めて伝えたいことが湧いてきたので、”自分の歌に自信が持てない” とか、"本当は歌手になりたいけど自分なんて・・"と、夢に後ろ向きになってしまいがちな方に届け!と思いながら書きます^^
思いを自信に!
歌が上手い人、素晴らしい楽曲を作る人なんて、この世界に溢れてます。
その中で自分がどう成り上がっていくか?なんてことを楽しめる人はいいんですが、生憎私は、音楽で成り上がろうなんてすると、自分が潰れてしまうということをよくわかっています(笑。
音楽の才能と呼べるものはないに等しく、歌を歌えるとしても、素晴らしい歌かどうか?それは聴き手が決めること。万が一評価されたとしても、それを自信にするのは違います。
自信って、誰かに評価されたから持つものじゃない。評価はあくまで結果で、自信とは、それまで自分が何をしてきたのか?を、自分が認めることで得られるものだと思っています。
だから、自分が大切にしたいことだけを見つめては、「私は確かにやってきた。」
そういう思いが自信になって、歌の表現に活かされていくもんだと思うんです。見えない「思い」の純度を高く保つことは、表現の届け手には大切だと、考えています。
それから、どれだけ思いがあっても、見えないだけに、誰かと比べることはできません。だからこそ、自分の思いは自分でグワシッ!!とキャッチするんです。
ただでさえ誰にも気づいてもらえない思いを自分が掬いとらなかったら、その思いに、誰が気付いてあげられるのでしょうか?
好きなことができないのは、自己肯定感が低いからだとか、自分を愛せていないからだとか、そんなことばかり気になっては、色々と取り扱ってもきました。そうして自分なりに出した答えは、自己肯定感や自信なんてなくても、気にしなくていい。でした。
これまで色々あった。という事で一旦まとめては、大した問題じゃないと割りきってしまうんです。それでもしっかり、自分を生きることはできます。っていうか、そもそもみんな、自分しか生きてませんよね?^ ^
今どうにもならないことは一旦置いといて、
今この瞬間、確かにある気持ちを大事にします。
その思いを、両の手のひらの上に乗っけるんです。そして優しく包んで見つめます。
目に見えないからこそ「そこにある」としっかり意識を持って、"思い" という 空(くう)を見つめるんです。
私は、そんな見えない思いを胸に、歌っています。
2018年8月 LIve@銀座TACT MKD office主催 大人ミュージック
私は歌が好きです。
私は音楽が好きです。
歌と生きていきたいんです。
歌いたいんです。
伝えたいことがあるんです。
思いはあるのに、自分がこの世の中でどんな存在なのか?大きさとか、どんな影響力を持っているのか?とか、そんなことがすごく気になっては自信がなくて、縮こまったりもしてきました。
アーティストとして素質があるのか?才能はあるのか?考えては、できないことばかりに思いを巡らせていた時期も、長くありました。
そんなことしながらも、いつも最後は「何かがないから歌をやめられるくらいなら、とっくにやめてるな」って思うんです。
いつまで経っても、どうやっても歌いたいが消えない。それは、歌がそれほどまでに好きだから。自分の思いを素直に認めるのに、40年以上も時間が必要だったんです。長かった!!笑
「歌が好き。歌いたい。」
今は自分が1番好きなものの近くに、自分を連れて行ってあげたいって、すごく思います。自分の好きなものから、ずっと離れて生きてきましたし、本当に好きなものも、わからないまま生きてきてしまいましたから。
人生は1度きり!againなんてできません。リセットボタンもない。
大人は自由を手にするのと同時に、自分のこれまでの人生全部を、背負って生きていかなければいけません。それがとんでもなく重たくて、逃げたいって思ったこともたくさんありました。そんな私をいつも支えてくれたのが、歌でした。孤独な私に、いろんな景色や夢や希望を見せてくれました。「歌なんてもういい!やだ!!」なんて悪態をついても、歌はわたしを嫌うことなく、一緒に居てくれました。
もはや生命体ではない「歌」とじゃないと、そんな風に生きれないのか、まゆみ、、、と、時おり自分でも何とも言えない感覚を覚えますが、まぁ仕方ないですね(笑)
歌が最高すぎる!ということで
歌いたいなら歌うんです!
自信なんてなくても
うまくなくてもいいんです!
自分の中にある見えない「思い」を胸に、歌いましょう!
See you ♡