この声であなたを包む
シンガーソングライター あおきまゆみです
今日のオンラインレッスン「うたう」は
弾き語りをする上で
歌を磨きたいということできてくれました。
いらしてくださったのは
作詞・作曲のレッスンを受けてくれていた
おとだま×ことだまプレイヤーYukkyちゃん
苦手そうな様子。
止まってしまう。
とにかく苦手意識が強いのが伝わってきました。
（こう言って本当に歌えなかった方に会ったことがないので）
一通り歌って頂きました。
そしたら、ちゃんと音はとれていますし
メロディーも把握できていました。
つまり、歌えてるんです。
でも、本人はそうじゃないって感じています。
これ、何が起きているのかというと
音程はきちんととれていても
歌の表現（ニュアンス）が宇多田ヒカルと違うので
「歌えない」って思っては
「なんか違う・・・、ダメダァ・・・」って
苦手意識でいっぱいになる→音程もわからない感じがする・・
で、本当は歌えるのに「歌えない自分」が出来上がります。
原曲の歌の雰囲気と自分の歌が違っていて
かつ、その距離感が遠く感じるほど「歌えない」という意識は強くなる傾向が見受けられます。
大事なのでお伝えしますが
「歌えない」というのは
「音程がとれなくて、リズムもさっぱりわからない」
という状態です。
今回のYukkyちゃんは、歌えないんじゃなく
「思うように歌えない」ですね。
この「思うように」を取っ払って
「歌えない」って言ってると
本当に歌えなくなってしまうんです。
（言葉はパワフル！）
こうした「歌えない」という誤解
多く見受けられるが故に
すごくもったいないなぁと思います。
せっかくなので
「歌えない」と感じた時の対処法をお伝えします
まず、自分が出来ていることと出来ていないことを分けて
チェックしてみます。
・音程
・リズム
・表現
大きくこの３つをチェックします。
次に、出来てることには○をあげて
出来ていないことが何か、把握します。
すると自分の苦手が見つかるので
あとはそれを一つ一つ克服することで
自分の納得する歌が歌えるようになっていきます。
ここまでが対処法。
レッスンでは、弱点を克服しながら
ヒッキーの歌を目指すのではなく
原曲の歌のニュアンスを理解した上で
Yukkyちゃんの「あなた」を創っていくのを目標にします。
憧れのアーティストみたいに歌いたい！は卒業して
エッセンスを取り入れながら
自分ならではの歌を歌えるようになっていく方へ
進んでいただきます。
そうすることで、更に音楽の世界が広がりますし
益々歌が楽しくなっていきます。
「歌えない」
そんな風に思っては、歌が下手なんだなんて誤解したまま
歌うことを諦めていませんか？
何かお役に立てることがあるかもしれませんので
いつでもお声掛けください＾＾
さて！
Yukkyちゃんは「歌える」と、納得してくれたので（よかったw）
次のステップ「歌の表現を磨く」に突入していただいてます！
音楽の新しい扉を、どんどん開いているYukkyちゃん
元々ピアノも歌も基礎力抜群！実力派の方なので
これから益々楽しみです！！！
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fom 碧の樹