膝に人工関節が入り、関節に制限のある人との対話しているときに
「右膝が固いし動かすと重たい感じがする」という訴えがあった。
足首を調整することで膝が柔らかく曲がるようになるが、固さが残存している。
左膝の動きは軽くなるけど
右膝の動きの変化がいまいち。。。
そこで右膝についてご本人がどう思っているか聞いたところ
「右膝がガクッとしないか不安で、出かけるときにはいつもサポーターをしてます」
そんなふうに話をしていた。
動作で右膝の脱力は見られず
レントゲンでも問題がなかった。
左膝の関節が狭くなっていると
主治医に指摘を受けて
より膝に注意するようになり
歩いていたときに右膝がガクッとして
歩けなくなったらどうしよう。
そんなふうに膝への恐怖感が
頭から離れないときは
うまく歩けないようでした。
膝がガクッとしたらどうしよう(恐怖感)
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動かないようにサポーターで固定しよう
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動かない、固定という言葉に引っ張られ
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膝をなるべく動かないようにしよう
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膝が重くて動きにくい
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歩くとき動きにくい。歩けない。どうしよう。
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より膝に対して恐怖感が強くなる
そんなふうに悪循環が起きていました。
ですので
●膝に問題はないこと
●恐怖感が膝の動きを阻害していること
●膝のサポーターをつけずに動いたほうが
動きやすいこと
●安心して膝が動いてもらって大丈夫なこと
などをご本人に説明してから
足首を調整する動作を繰り返し
足首や膝が柔らかく曲がる動きを
ご本人に体感してもらった。
すると、足首の調整だけより
膝に対する誤った考え方を修正し
より動きやすいことをご本人で動いて
体感してもらうことで
より動きやすさを実感できる。
動作が格段に変わることに驚き
膝に対する恐怖感は拭われて
より動くことへの楽さや安心さを
感じとれていた。
治療するときには
問題点ばかりに目を向けるのではなく
その人が今どう思い、感じているのかを
聞いて、誤った情報に対する教育を行い
自ら動いても大丈夫なんだと
思わせる治療や運動、生活の取り組み方、セルフエクササイズを伝え
広い視野で考えていくことが必要です。
60分という時間でも
劇的に動きが変わり
その人の笑顔をみて
自分も笑顔になる
相手の嬉しそうは表情をみて
自分も幸せな気持ちになる^ - ^
良かった良かった♪
