小学校で支援級の懇談会があるので、一度下校した後息子と再び学校に向かうと、なんだか下駄箱付近が騒々しかった。


体育が終わったクラスだろうか、一人のやんちゃそうな子が、ある子をからかって怒らせていた。怒っていた男の子の怒り方が尋常ではなく、馬乗りになってからかってきた子を殴りつけていた。その後も怒りが収まらないのか、物をバンバン殴ったり蹴ったりしていた。


先生やクラスメイトが止めに入っていたが、手が出てしまう風景は日常茶飯事なのだろうと感じられる。


からかいやちょっかい、人からの注意が苦手な子はいる。言葉が出てこず、カッとなったら手が出てしまう、急な変更や見通し通せないパニックで暴動を起こすような子は(うちの子もそう。既に友だちや先生に叩いたりしているよう。)感情コントロールが上手くいかないのだ。そしてどんなにいいところがあっても嫌煙されるタイプでもあるだろう。


どんなに理由があっても、やはり暴言や暴力は見ている方を恐怖で、嫌な気分にさせる。


ストレスをためやすい息子は、小学校に入ってから爪噛みを頻繁にするようになっているが、これは小さな自傷行為で、未熟だが本人なりに考えた迷惑をかけずにストレス発散する方法らしい。しかし他の方法に少しでも置き換えられるよう本人がイライラをコントロールする必要がある。本人の好きな感覚入力グッズを家で取り入れ、上手くいったら学校にも持参オッケーとなった。外や自分にストレスの矛先がいかないようにしないと。特に他害はやってるほうもやられてるほうもキツイ。見るのもキツイ。


人事ではないなど思わされた出来事で、胸が痛む日だった。


別日にやったクラスの懇談会では、担任と相談して息子が嫌な気持ちを伝えられない時に手を出してしまう話をした。迷惑をかけてしまうかもしれないこと、その時は教えて欲しいことを伝えた。少し緊張で声が震えた。距離を取ってくる親子もいるかもしれない。


できるだけトラブルは起こしたくない。それが本音である。


また、学校で朝の支度中にお友達が息子の様子を教えてくれたが、どうやら理解しにくいものらしい。本人を前にして変なの。と言われた。子供はストレートだ。ここも担任が誤解を生まないよう、少しずつ特性を話してくれるよう。


支援担も忙しそうだ。専属のようで、人がよく変わるので支援の共有や、質の統一が難しそうだ。


なんだか色々考えて疲れている。私自身、新しい環境への適応がまだなのだなと感じた。