プール療育を始めて3か月目になります。

 

息子を連れていこうとしたら、いつもと様子が違います。

「行きたくない。もう一つのほうの運動療育に行きたい」と言い始めました。

そうなんだと共感の姿勢を取りつつ、理由を聞いてみると

「だって顔付けさせられるから嫌」と神妙な面持ち。

 

あーこれは本当に嫌になりかけてる、、まずいパターンだなと感じるも、とりあえず連れていくことにしました。

 

その日の担当は一番下っ端の先生。一番息子と相性が悪い先生です。同じ先生で固定しないをモットーにしてるので、絶対に当たります。よりによって今日。。嫌な予感しかしません。

 

何故相性が悪いかということですが、優柔不断で気弱なのです。いっぱいいっぱいで余裕がありません。息子には軸がぶれず、こうだよと軌道に戻すことの出来る安定感のある人が合っています。よって、先生を舐めています。全然言うことを聞きません。

 

観覧席から見ていたのですが、先生は息子に顔付けをさせることに必死で、息子はやりたくないので反抗的な態度を取っています。先生に見向きもせずオモチャを勝手にぶんどって自分の世界に入ってしまった息子を、先生が後ろからひたすら追いかける40分でした。

 

「気持ちを聞いてもらえず、良くない行動に出ている。。」

「前から声かけないのかな。。聞こえてないのでは。」

「言うことを聞かない行動は止めてもいいのに。。」

「見本を見せるとかないな。。いきなりやれは失敗嫌いの息子にハードル高いな。。」

「顔付けするにも、もっと段階下げられないかな。別メニューに切り替えてでも体を動かして欲しい。臨機応変さがないな。。」

と悶々しました。

 

送迎、観覧で疲弊するのに、療育の内容が薄ければ、親も何のために行っているのか分かりません。

 

終了後、先生は申し訳なさそうな顔で出てきました。更衣も先生とやってるので時間かかって大変だったと思います。でももっと動かせるほうに働きかけて欲しかったです。この日のメニューはただの水中歩行でした。活動拒否に近かった。ほめるとフォローが皆無だったので、やらされてる感が強かったのだと思います。一番ダメなやつです。

 

プール療育前後は目まぐるしく利用者が入れ替わるため、先生に余裕がなく、共有できることが少ないです。今のままじゃ、自信を付けるところから遠ざかってしまいます。。

 

せっかく好きになってきたプールを、嫌に変えたくないです。療育従事者でも、療育的な対応が初心者の方が結構いるなと感じます。改めて特性やもっとこうして欲しいを伝えていこうと思います。