3歳半で受けた発達検査の結果です。

 

《新版K式発達検査結果》

姿勢・運動 65(前回77)

認知・適応 107(前回90)

言語・社会 119(前回105)

全領域 112(前回94)

 

《所見》

・出来ると嬉しそうにする。

・机の上に出ていない検査道具を気にして、時々離脱あり。

・課題ごとに別の遊びに脱線することが多く、一つのことに集中することが苦手な様子。ただ、検査官が「これを先にしたら遊ぼう」や「遊んだから次は私の番だよ」と伝えると、課題に戻ることが出来た。集中力が途切れても、立て直し、やるべきことはやろうとする姿が見られた。

・発達指数が年齢以上でも、その中で得意不得意があり凸凹はある

 

運動・姿勢…検査の数値には考慮されず。自信のなさや不安かやらないことが多い。母のサポートがあればやる。歩行自体は前回より安定。

 

認知・適応…見本を見ながら模倣するのは得意だが、相手の叩いた積み木の順番を覚えて後で再現する課題は唯一チャレンジせず。最初からデタラメに叩き、やれない状況を作る。相手の手の動きを覚えるという、より注意を維持する必要があり、お手本が目の前にない課題は少し苦手な様子。

 

言語・社会…得意な部分が多い。検査官が言った言葉を繰り返す課題は、数字はスムーズだが、文章になると少し注意がそれる様子。

 

《これからの関わり》

運動面は大人に見守ってもらいながら、身体全体を使った遊びのなかで、少しずつチャレンジしていく。

認知適応や言語・社会は年齢以上だが、集中しずらく注意がそれやすい。

 

本来の力を出すには出来るだけ個別で声かけ、使わないものは片付ける、静かな環境にするなど調整する必要がある。

 

休憩を挟むとやるべきことに戻れたことから、やるべきことは短く区切って行い、時々休憩(本人のしたい遊び)を挟むと良いかもしれない。楽しみながら自分と相手のペースを理解していけることが望まれる。

 

周囲からは、本来出来るのに、わざとさぼっていると誤解されることがあるかもしれない。本児が自分を責めないように、出来たところは十分褒めてあげることが大切と考えられる。

 

☆☆☆

 

見本や見通しがあればスムーズ・ないと分からなくなる、刺激があると直前のやること忘れる、言葉で説明されると頭に入りにくい、突然どこかにいってまた帰ってくる。。(集中力が切れて自分から休憩を取りに行ってるのは意外でした。)

検査で出た結果は、日常の姿そのものでした。

 

前回受けた時には集中力や注意については言われていなかったので、やはりここ一年半で強くなってきた部分なのかなと感じます。(この年齢の男児ならこんなものとよく言われますけど。。成長で変わるところもあると思いますが。。)その他ADHD傾向はあてはまることが多いと思われます。

 

運動面はぼちぼちと。運動療育もスタートしました!

 

最後の一文がすごく響きました。ADHD傾向ありの子供は特に怒られやすいので、知能指数関係なく出来ないことやどうしてもやっちゃうことがあるということを受け入れ、自分はダメなんだと責めることがないように気を付けていきます。