ついに療育園に通うのも、今日の卒園式で最後になりました。色々と振り返ってみたいと思います。

 

【療育園に通ってのメリット】

・家での遊びを考えるヒントをもらった

特に負担を感じさせることなく、楽しく手先や頭を刺激する遊びが取り込まれていて、息子に合っていたと思います。

 

・入園前に身辺自立サポートを実践出来る機会が多かった

お着替えや靴の着脱、食事、歯磨き、トイレなど少しずつ慣れさせていけた。

→ただ、直接的な指導はなかったので、家でかなり試行錯誤しました。流れの手順化・視覚サポートと、以下2つの本が良かったです。

 

 

 

 

特に①はかなりの人数をみてきた作業療法士が監修しただけあって、ポイントが的確でした。教える前に、この動作は出来ているか(教えられる時期にきているか)の確認や、原因別のサポート法が載っていて非常に役に立ちました。②はこんな遊びを取り入れるといい等、具体的支援が充実していて良かったです。どちらも運動面や学習面も載っていて就学前~就学後まで重宝しそうです。

 

前に色んな方からアドバイスいただいた通り、少しずつ自信をつけ、お手伝い等も出来ることは園でも外でも自分でするようになりました。注意散漫以外の困り感は減りました。特にお着替えは静かな場所や、パーテンションを使うと取り組むペースが格段に上がるため、入園先でも難しい時は合理的配慮をお願いしました。

 

・少人数で過ごせる

いつもと同じ、という環境が多かったので、子どもは安心して過ごせたと思います。一緒に過ごし遊ぶなかで、友達意識や真似してみようという気持ちが沢山出てきました。また、親が代弁することで、子どもも気持ちの表現ややり取りを学んでいるなと感じました。

 

・ママさんと共感し合える

何かしら違うところはあれど、重なる困りごと、特徴が重なる部分がありました。あるあるトークが楽しかったです。

 

あとは通園バスに乗って通ったので、公共機関では静かにすることが定着しました。

 

【療育園に通ってみてのデメリット】

あくまで通っている自治体の公的な療育園、そして私の主観も交じっています。

 

・親の負担が大きい

毎日通園、ずっと子どもを見ているとしんどいことのほうが多かったです。集団では目にしたくない姿も多く見られ、ダメージ大でした。(その分、サポートブックは集団での困りごとが分かり、書きやすいです。)個別での姿とのギャップに私の気持ちが切り替えられず、イライラしたり士気が下がったりする日も多くありました。集団での難しさ(それ含め息子だと分かっていても)を受け入れるのが大変です。

 

・副担任・施設との信頼関係が出来なかった

副担任は発達障害のこと分かってないのだな、と思う対応が多かったです。私だけではなく、ママさん達総意だったので、よっぽどハズレの先生だったのだな、と思いました。(これは本当に思うところがあったので、施設のこと含めて後日に書きます。)

 

・個別支援が手薄い

専門職がいるのに、訪問支援に出ずっぱりで、通園児童には使われていない様子でした。言葉を話せない子は外部でSTを受けていたようです。私も外部でOTを受けました。

 

後は発達や感覚の違いがある子で一緒の課題を設定する難しさを感じました。無難な遊びも多かったです。赤ちゃんの玩具~3歳児向けの玩具がありましたがバリエーションが少なく、もっと子どもに合った玩具を置いて欲しいと思うことも多かったです。

 

☆☆☆

 

なんだかんだでよく通園に通ったと思います。よくやった自分!と褒めておかないと報われないです(笑)。入園後はしっかり自分時間は休むぞ~‼

 

いつかこの通園で蒔いた種が、実になって、いつか息子にかえってくると信じます!