冗談のような話だが、アメリカの専門誌で、肥満は友人や家族の間で伝染するという研究結果が発表されたそうだ。

近くにいてもつながりの薄い関係ではなく、家族や兄弟、友人など関係が親密なほど、影響が大きいらしい。

家族は同じものを食べているから、ということで簡単に説明がつくように思えるが、友人の場合は、必ずしもそうといえない。

太った人が近くにいるだけで暑苦しいと感じるのは、まんざらこのことと関係がないともいえないのだろうか。まさか、肥満ウィルスというようなものが存在するのか。


「こうありたい」と思う体型イメージの変化なのか、どこからが肥満なのかという自分なりの基準が変わってしまうのかもしれない。

逆に言えば、そういう関係の相手がダイエットに成功すれば、同じようにダイエットに成功する確率も高いらしい。

肥満大国アメリカはこんな研究を真剣にしなければいけないほど、肥満は国民病となっているのか。