長男が進学を決めた私立の薬学部。

 

長男が高2の時に、薬学部に行きたい

 

そう決めた時から度々その大学の事務局に相談をしていました。

 

起立性調節障害という病気を持っていることから

 

留年、休学覚悟でしたので、どういった措置が取られ

 

最大で、どれだけ留年できるか休学できるか

 

どれだけ大学に在籍できるかなど、

 

その時の体調によってどういう形がとれるかを

 

相談していくうちに、長男の存在を覚えてもらえ

 

親身に相談に乗っていただけました。

 

そして、無事、合格がいただけて、色々と物事が動き始めました。

 

できるだけ身体の負担が少ないように通学時間を短くするために

 

あと、体調が悪いときに、すっと自宅に戻って休めるように

 

講義に出られる体調のときに気軽に学校にむかえるように

 

一人暮らしのマンションも借りました。

 

そして、大学の事務局に問い合わせたところ

 

持病を持っているということで、

 

どれだけ配慮ができるか各担当の先生と

 

話し合って下さるそうです。

 

そのために必要な診断書を昨日、

 

発症した中二の頃から診て頂いている

 

かかりつけの小児科の先生に頼みに行くと同時に

 

菓子折りをもって、薬学部合格の報告をしに行きました。

 

そうか!やったな!!!頑張ったなぁ。

一時期はどうなるかと思うような体調だったのが、

よくここまで回復したなぁ!

 

そう喜んでくださいました。

 

起立試験も立ったときの心拍数の上昇が20を切り、

 

改善がみられてるそうです。

 

今までだと、おそらく悪い情報だったのでしょう。

 

数値を私たちには濁してカルテに書き留めていたのが

 

今回ははっきりと数値をおっしゃって改善がみられると言い切ってくださいました。

 

一時期は50以上、心拍数が上昇していたのが20をきりました。

 

とてもうれしかったです。

 

本人もだいぶ体調の回復が実感できているようで

 

嬉しそうにニコニコしていました。

 

そうは言っても、やはり動悸息切れ、胃腸痛に悩まされる時もありますが

 

薬とうまく付き合って普通の生活がおくれつつあります。

 

菓子折りをもって、合格の報告をするたびに、

 

これだけの方に支えられて、今の体調まで回復したんだと

 

胸がじーんとしてきます。