先日、行きたいなーと思いつつ
なかなか行くことが出来なかった場所へ
ようやく訪れることが出来ました。

それは、吉野にある天河神社さん。

何年か前に初めてお名前を知って、
その時には
「本当に遠いからなかなか行けないんだよね」
と聞いていたのと、

「神様に呼ばれてないと行けないらしい」
という噂を聞いていたので

あー、いろんな意味で
簡単には行けない場所なんだな、と
思っていました。


それが、己巳(つちのとみ)の日に
たまたま見かけたブログで
己巳の日には弁財天に縁のある神社に
お参りに行くといいよ、
と書いてあったんですよね。

ほうー。と思って、
じゃあうちから行けるところ(京都、奈良)にある
弁財天を祀っている神社ってどこだろ?
と調べたら

天河弁財天

が、出てきたんです。


わー!そらここに行けたらいいけど、
たしか、結構遠いんやんなあ…

とGoogleマップで経路を調べてみると

『 1時間57分で到着します』

と、出た!


え!もしかして、意外と近い??
(ちなみに私の距離感は普通じゃありません、
たぶんここ数年でもうマヒしてます…
だいたい距離にして70キロほど)


今から行っても
日が暮れるまでには帰って来れるやん…

とか思い始めたら、もう頭の中95%は
行くことでいろんな算段を始めてます。

その算段が確定になるまでに
かかった時間は約15分ほど。

そしてその15分後には車に乗り込んでいました。
こういう時だけ、動くのむちゃ早いですニヤニヤ


そしてそして、
本当にGoogleさんの言う通り、
約2時間で天河神社に到着!!

西の空(大阪方面)は黒ーい雲が立ち込めていたけど
私たちの行く手は全然雨も降っておらず。

そもそも思いつきで動いたもんだから
どんなふうにお参りしたらいいのかもわからず…
とにかく、手水舎へ向かいました。


なんと、天河神社の手水舎の脇には湧水が、
それもかなりの勢いで湧いている!

写真では分かりづらいですが
本当に「こんこんと」と言う言葉がピッタリ。

本当になんの予備知識もないままに訪れたので
「わー、きれいー!」とか
「すごい水が出てるねー!」とか
小学生みたいに声をあげてましたが
(恥ずかしい夫婦…)

後から弁財天が「水」と縁のある神様だと聞いて
むちゃくちゃ納得。
そもそも、由緒ある神社って
キレイな水の流れが近くにあったりしますもんね。

その中でもここの湧水は
とても勢いがあってキレイで
見ているだけで心が洗われるような湧水でした。


そして、手を清めたら本殿への階段を登って…

そうしたらなんと、
団体の方々が正式参拝されるとかで
着席されてます滝汗


オットと「いいのかな、いいのかな…」といいつつ、
でも、五十鈴の前でみなさん着席されてるから
その前に出ていって手を合わせるなんてできない。

それに初めて伺ったから
ちゃんと正面からご挨拶したい。
(正式参拝まではようできんけど)

そんなまごまごしている私たちをよそ目に
参拝の儀式はどんどん進んでいきます。

おおお。そんなふうにするんだ…
他の神社でも
正式参拝を見かけることはありますが、
囲いがあったり仕切りがあったりで
全部が見えることはそうそうないけど

ここでは詳らかに全てが見えちゃう!!

なんだか、私たちにも神様の施し?を
おすそ分けしていただいたみたいで
とても嬉しくなってしまいました。


そんなみなさんが参拝されて、
周りで見ていた方もお賽銭をあげ参拝し…
私たちはそこに居合わせた人達の
最後の最後に参拝しました。


正面からの写真は神様に失礼にあたるので
斜めから五十鈴を撮りました。

五十鈴なのに、6つ付いてない?
と、思ったけど口には出しません真顔

それにしても大きな鈴。
神社でこんなにまじまじと
鈴を見たことなんてなかったかも。

これからは他の神社をお参りしたら
見てみようっと


拝殿の真向かいにあるのが能舞台。

またこのタイミングでここに来れたのも
なんかあるよな…と込み上げるものを感じました。

どんな舞を踊ってらしたのか観てみたかった。


その後、境内を一巡して
おみくじをひいて、車に乗り込んだ途端




雨がざあざあ降ってきました。


参拝中はウグイスもヒグラシも鳴いてたのに!!!


天気が不安定な中行ったのに
参拝中は雨に降られることなく
行き帰りも含めてスムーズにお参りできたのは
私にとってとてもいいタイミングで
お参りに行けたからではないかと思ってます。

どんなに準備をしっかりして進めたことでも
なんかしっくり来ない時は
本当にいろんな邪魔が入ったり
予想外の事が起こったりして
なかなか進めなかったりするので…


とは言いつつも、
やること全ていいタイミングで出来るわけでは
ありません。

でも今回は
本当にタイミングがよかった、
神様に呼ばれていったんだ!
と思っていいと思ってます。