いつも折に触れ考えています。

私に出来ることってなんだろう。

大したこと出来ないのはわかってる。
いつだって自分の無力さに
打ちのめされたり
一歩踏み出せば、ことは進むのに
その一歩に躊躇して
結局何も変わらないまま終わって
自己嫌悪に陥ったり。

かと思えば
思いきって立ち上がったのに
その思いのベクトルを定めきれずに
空振りに終わってしまったり。

散々、イタイな私…
と思いながらも
でも、私にしか出来ないことを
やりたいんだ、って
もがいてずっこけてここまで来ました。


…と、ずっと忘れていたけど
ふと思い出したことがあります。

中学に入学してすぐ友達が出来ました。

彼女とは出席番号が前後で
仲良くなったのですが
友達関係でいろいろありつつも
同じクラスだった間、
とても仲良くさせてもらってました。

そんな彼女と
お姉がまだ一歳にも満たない頃
偶然難波の高島屋で再会したのです。

「○○さんやんね?!」
と私の旧姓で
彼女から声をかけてくれました。

交流があったのは本当に一年間だけ。
2年に上がるとクラスが別れ
それぞれにまた別の友達が出来、
仲違いとかではなく自然と疎遠になり
高校へ進む時には
お互いにどこに進学したのかも
知らないくらいの状態だったので
声をかけられ一瞬、
記憶を手繰るのに時間がいったくらいでした。

「あの時ね、○○さんと仲良くなって
私、とっても変わったんよー」
と彼女はいいました。

「小学校の頃は引っ込み思案やったけど
○○さんと一年一緒に過ごしてから
自分でもわかるくらいに明るく変わって。
今ではほら、接客業についちゃった」

確かに、出会った頃は
大人しめな印象ではありました。
何か趣味が合ったとかではなかったけど
でも一年間、
一緒にとても楽しく過ごしていました。

「だからね、私○○さんには
とっても感謝してねんー」


一方で、再会した頃の私は
お姉のアレルギーが最高潮にひどくて
どちらかというと
気持ちが内側に内側に、と
向かっていた時でした。

どんなに手を尽くしても
毎日泣いて泣いてむずがる赤ちゃんと
出口のないトンネルに入っているような
息がつまる日々を送っていた私には

キラキラした笑顔で話してくれる彼女が
とても眩しくて
久しぶりの再会にも関わらず
話もそこそこに別れてしまい、
このことも記憶の奥底へと
しまわれたままでした。


それから十何年も経った今、
ふと、本当にふとこの出来事を思い出し、
今私がやっている

お料理や手帳術の講座を開催し
そこで出会っていった仲間と
手帳カフェや悪巧みの会を開いて
cocorunっていうイベントを開催し
それぞれの得意なことを
みなさんに知らせるきっかけを作ったり、
Points of You®️を使って
他人や自分とコミュニケイトする重要性を
もっと広げたいと取り組んでいることと

繋がっているんだって感じたんですね。

中学時代の友達である彼女は
私のおかげで、と言ってくれましたが
私が彼女を変えたのではなく
私との出会いをきっかけに
彼女が元々持っていたものが
芽吹いていったんですよね。

そう思うと
私がやりたいと思っていてやってることと
出来ることというのは
やっぱりそこなんだなーと感じたんです。

今までも
私の持っているスキルや存在が
そんなきっかけになればいい、と
思って取り組んでいましたが

私にはそのきっかけを作る力があるんだ、と
確信に近いものを今回感じました。

だって、昨日の基礎講座でも、
この間までやっていたワークショップでも、
それまでの数々の出会いの中ででも、

出会うみなさんのお顔が
どんどん花開くように
笑顔になっていくのがわかるし、
それが何より嬉しいと
私が、思えるから。
やっぱりそれは私の「強み」なんだなーと
もう認めようと思います。
(なんだかえらく上から目線だな、おい)

ええ、ええ。
もうこの際上から目線でもなんでもいいよ!
私の出来ることは

あなたの中に眠る
花を咲かせるための
きっかけ作り

なんだ、と
これから大きな声で唱っていきます!

だからみなさん、
どんどん私と絡んできてくださいね音符
そして大きな花も小さな花も、
キレイに咲かせていきましょう!

はー、夜中に書くと
こっぱずかしいことを書いちゃうねえアセアセ
まあそれも私だ、ということで
許してやってくださいませーウインク