久しぶりに原点に戻ってきた。
そう、ここは自分が自分でいれた場所。
曲りなりに、毎日苦悩の中で生きてたときに開設したブログ。
なんだか開きたくなってみて開いてみたら
ホっとするような懐かしいようなこの感覚。
就職してそんな俺はもう9年目。
早いもんだね。
歳は33になった。
独身おっさん。笑
でも見かけは若造りしてる。・・・つもり。
学生の時、あんなに熱い気持ちがあったのに
不思議だよね、
人間って環境に染まる生き物。
自分は染まらないって言い聞かしてきた9年だった。
でも染まりつつある自分も分かってた。
いつからだろう。
患者さんが亡くなっても泣けなくなったのは。
そんな自分が嫌で、でもどうすることも出来なくて、
社会は嫌なことが多く、
納得出来ないことも多く、
そんなことを心の内に秘めてたら、
自分の考えを言うことさえなくなった。
感情を押し殺す方がラクだもの。
自分が憧れたチーム医療とは、こんなものだったのかと
正直言えば幻滅に近い感覚を持った9年だった。
自分はちゃんとしようとするあまり
仕事以外のことは他の人とは話さなくなった。
常にたんたんと業務をこなす毎日。
人の噂で楽しむ看護師
患者さんをバカにして楽しむ医療者
そんなやつらと関わりたくないと
いつも過ごしてるぶん
自分の想いを声に出すことはもうなくなった。
いつからか自分は本当に人間なのか
と疑うようになった。
でもね・・・
今日の現場で急変した患者さんを発見した瞬間、
自分はすぐに対応して心臓マッサージしたけど
時すでに遅く、呼吸停止からの心停止で患者さんが亡くなった。
AEDを行っている間、
患者さんの名前を何回も呼ぶ奥様。
その状態が循環停止から15分たっている時点で
もう自分の心の中では難しいだろうなと分かってた。
それがわかるぶん、
本当に奥様の声が胸を締め付けるような感覚だった。
もうこんな状況でも
自分は悲しくないし
泣けない人間になったと思っていた。
けれど
涙がどっと溢れてきた。
こんな状況で不謹慎だけど
その瞬間まだ、自分は人間なんだなって思えた。
多くの人を今まで看取ってきたけど、
その人の人生を想像出来る人間でこれからもいたい限り。
人には死は必ず訪れる。
だからこそ最期の最期の医療って大事。
みなさんがここの病院で最期の人生が送れたことを
喜びに出来るような、そんな医療の一端でいたいと切に思う。
昔ここで関わってくれてた人、
元気かな。
ありがとう。