グアナファトの朝は寒い。
ひんやーりしている。
バシリカという町の中心にある、大きな教会の鐘がゴーンゴーンと響き渡る。
それが、ここグアナファトの朝の始まり。
ようやく今日になり、LA CARRETAに行ける時が来た
ただ、朝ごはんを食べて、観光して、お昼ご飯に食べようということに。
2日目は、まずイダルゴ市場に行った。
ここは駅舎跡を利用している、大きな2階建ての市場。1階は主に食べ物、2回が民芸品売り場になっている。
朝10時くらいだったが、まだまだお店が全部は開いていなかった。
途中、近所の幼稚園の子どもたちがお散歩でなのか、集団で市場を回っていた。
あの人形がどうだ、このお皿がかわいい、おもちゃがどうだとキャッキャ騒いでいるのがかわいかった。
そして、そろそろ行こうか・・・と、念願のLA CARRETAへ
お店の前ではこのようにチキンを焼いている。
持ち帰りも出来るし、お店で食べていくことも出来る。
まだ始まったばかりだったのか、私たちが一番乗りで、どこでもどうぞって感じだった。
注文したのは各々medio pollo。
チキン半分だ。
二人で半分じゃなくて、二人でそれぞれ半分のを注文したので、二人で1匹だ。
前は4分の1を頼んでいたけど、今回は次いつグアナファトに来られるかわからないので、がっついてしまった。
お皿には、チキン、ケチャップで炒めたライス、サラダがのってくる。
トルティージャという、とうもろこしの粉から作った生地も付いてくるので、これにチキン、ライス、サルサソースをかけて食べるのがおいしい
食べるのに夢中で写真はない。
お腹がいーっぱい。
ごちそうさまでした
その後は、お店からすぐのところにある
「口づけの小道」という観光スポットに行ってから、バスターミナルへ。
写真の奥は、右側と左側に別々の家があってそれぞれのバルコニーの間隔がとっても狭い。
かつてこの2軒の家に住んでいた若者同士は愛し合っていたけれど、それぞれの親は犬猿の仲。
堂々と会うことができない二人は、夜な夜なバルコニーに出て、狭い隙間を挟んで口付けを交わしていたとか。
そのお話から、Callejon del beso(カジェホン・デル・ベソ)、「口づけの小道」と呼ばれたんだとか。
グアナファトは小さい町なので、だいたい歩いて回れる。
ミイラ博物館(本当にたくさんのミイラが展示されている。)など、バスで行かないと遠いところもあるけど、それでもバスに乗ったら10分15分。
小さくて、カラフルで、私はいつもここグアナファトが、まるでおもちゃ箱のような町だと思っている。