セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は言わずと知れた外来帰化植物

その昔、私が小学生の頃の日本は高度経済成長期にあり、
私が育った東京を代表する多摩川の水質汚染はかなり深刻な問題でした。
当時はまだ、下水道などが整備されておらず、農業・工業・生活排水がそのまま川へ流されていて、
多摩川の水が泡立っている様子がよくニュースで取り上げられていたように記憶しています。
セイタカアワダチソウがあちこちの河原などで増え始めたのもこの頃なのか、
その繁殖力のすごさで嫌われ気味、
汚れて泡立った川の水と脅威の外来種セイタカアワダチソウ
そんなふうにニュースで取り上げられた映像が、
イメージとして私の頭の中インプットされていました。
「アワダチ(泡立)」の「泡」とは
汚れて泡だった川の水の泡・・・それが、このセイタカアワダチソウの名前の由来なのだと
今までずっと、そう思い込んでいました

でも、どうやらそうではなかったようです

名前の由来は、ただ単純に、花のつき方や、実が泡立っているようにみえることから。
もともと川が汚れるずっと以前から日本にはやってきていて、急速に繁殖しだしたのが
第二次世界大戦以降というのだから、そんなことは当たり前の話。
「アキノキリンソウ」という在来種もあり、それが「アワダチソウ」と呼ばれていたので
その、背の高いバージョンというわけですよね

子どもの頃に見たニュースがあまりにもインパクトが強すぎて
イメージを勝手に作り上げてしまったのでしょう

恥ずかしい話ですね~~

そして、この時期、花粉症でお悩みの方もたくさんおられますよね~

ブタクサの花粉アレルギー

セイタカアワダチソウ=ブタクサ
だと思っていたのですが
どうやらこれも、完全なるぬれぎぬらしいのです

真犯人は
これ

これが、「ブタクサ」です

セイタカアワダチソウは、花粉を飛ばさないそうなんです

何かと、気の毒な植物ですね~

話変わりますが、今夜は
「ジャコビニ流星群」(10月りゅう座流星群)が最大に見える日だそうです

何日か前に、運転中FM放送で
今年は13年に一度の当たり年だそうでたくさん見える可能性が高い

と言っていました

この流星群は、
ジャコビニ・ツィナー彗星の軌道に沿って帯状に散らばっている小さなチリによるもので、
13年周期を3度ほど遡った、1972年のこの日のことを歌った曲があると
放送されました

「ジャコビニ彗星の日」 松任谷由実
「ジャコビニ彗星」と聞いて、すぐわかりましたが、
中学~高校生ごろの私はユーミンの大ファンで、すべてのアルバムを
聴きまくっていました

この曲が流れてきた瞬間に、懐かしさでいっぱいに

(若い頃聴いていた曲って、歌詞まで全部まだ覚えているから不思議です

「72年10月9日」
72年の流星群の日はお天気が悪かったかなにかで、
見えなかったといいます。
72年といえば、ちょうど私は小学生で
泡だった川のほとりにセイタカアワダチソウが咲き乱れていた頃と
重なるかのもしれません

当時はとても美しい光景ではなかったと思いますが
少なくとも今は
アレルゲンであるという疑惑も晴れつつあって
ススキとともに
秋の風物詩としてすっかり定着するまで
日本に居ついたといっても過言ではなさそうです

今夜のお天気はいかがなもんでしょうか

ジャコビニ流星群のピークは午前3時から5時にかけてだそうですよ~

お天気がよさそうだったら
今宵はちょっと夜更かしして(早起きして

外に出てみたら
流れ星が見つかるかもしれませんね~

(頑張って起きてみていようかなぁ~

今日もお付き合いいただきありがとうございます



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