蔓性植物が好きです

どうも、目につきます

近所の道端で見つけて、だいぶ前から、
かわいいっ


と探していました。
藪の中に、ほんのり浮かぶ、ピンク色の小さい花。
一粒はとても小さくて、米粒ぐらいの大きさ。
近寄って、よく見ると、これも蔓性植物らしい・・・でも、
その蔓(茎


しかも、けっこう大きなトゲ。


そして、とうとう名前がわかりました

「ママコノシリヌグイ」(継子の尻拭い) タデ科 イヌタデ属
別名 トゲソバ(棘蕎麦)
なんだか、またまたヘンは名前です~

こんなおかしなインパクトのある植物は、その名の由来を嫌でも知りたくなりますよね~

由来はというと・・・
昔は、厠(かわや・トイレ)の落とし紙には、紙が高価で使用ができなくて、植物の葉を使用して
いた。
そのころ、家柄や主君の命令で、実子では無い、継子(ままこ)を育てなければならない場合があった。
継母(ままはは)が、継子(ままこ)いじめで、このトゲトゲの葉で尻をふいてやれ!と
、厠(かわや)の紙の代わりの葉をこれにすりかえた。・・・
というお話からだそうです。
「継母」で思いつくのは「シンデレラ」ですよねー継母っていうのは、どこでも万国共通で
イジワルなものなんでしょうか~なんともコワ~いお話です

それにしても・・・このピンクのぷっくりした蕾からは、「バーミアン」の桃を想像してしまう、
私って、どうも発想が庶民だな~

この、プラスチックの造花のような花は・・・
「オニドコロ」
ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
とても小さな花です。花径5mm弱といったところでしょうか~これは何~とよく見たら、
こんなにかわいかった

そして、葉っぱはハート型です。
オニドコロ、漢字では鬼野老、野老(トコロ)はこの根茎の髭根を老人の髭に見立て、
根に塊(トコロ)ができるところからその名がつきました。
この根を掘ったならその髭根はとても立派で、正月の蓬莱飾りに長寿の縁起ものとして飾られるそうです。
この山のかなしさ告げよ野老堀
と、芭蕉も詠んでいます。
・・・何がかなしかったのかは不明です

なんだか、がんばって調べちゃいました

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