山椒/花山椒(Japanese OR Chaines Pepper) 基本情報
スパイス&ハーブ検定2級 出題植物 No.39
科:ミカン科
原産地:中国、日本、朝鮮半島
利用部位:果実、果皮、葉
別名:ハジカミ、中国山椒
特徴:柑橘系の爽やかな香り。花山椒の方が、痺れるような辛さが強い。
山椒/花山椒10秒歴史
日本の山椒歴史
縄文時代の遺跡から出土した土器に山椒が付着していた。奈良・平安時代の日本書紀にも「ハジカミ」として登場し、
薬としての利用が伺える。室町時代:現代のように、香辛料としての使い方が広まった。江戸時代:山椒が地域特産品として献上品に使われる。
明治時代:栽培が本格化し、牧野富太郎によって「朝倉山椒」が新品種として登録。
花山椒歴史
漢代(紀元前206年~220年)漢方薬としての利用が広がる。唐代(618年~907年)四川地方での「麻辣(マーラー)」文化が発展。
花椒と唐辛子を組み合わせた「麻辣味」の料理が誕生。奈良時代(710年~794年)に遣唐使(けんとうし)によって日本に伝えられた。
しかし、日本ではすでに山椒(Zanthoxylum piperitum)が存在しており、花椒はそれほど普及しなかった。
アジア圏ではそこそこ広まったも、本格的にセカイに名が知られたのは1970年になってから。山椒と花山椒が
定着してるのは日本と中国なんですねー。でも麻婆豆腐は全国区になっているから、山椒料理も頑張って欲しい!
って、鰻しか思い付かんけどよ。
こうするよねー。(花山椒使用)おかずラー油なし。つまり自己流。