ボウリングの思い出教えて!
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僕、正直なところ、あまり得意じゃないんですよ。球が全然まっすぐ転がってくれないし、ガーターばかりで……。なんか、狙った通りにいかないと、途中で飽きちゃうっていうか。
でも、会社の親睦会とかで誘われたら、もちろん行きますよ!みんなで盛り上がるのは嫌いじゃないし、終わった後のご飯とか、パフェとか、そういうのが楽しみで!特に甘いものには目がないんですよねー。
あー、でも、もしヘソクリスさんとボーリング行くことになったら、めちゃくちゃ緊張しそうです……。なんか、スコアとか、ものすごい分析されそうで……(汗)。
そんな感じです!
八十一
女王ノロインは、体内に微かな胎動を感じていた。それは、2200年に一度だけ誕生する、不老不死の種の兆し。しかし、喜びよりも過去の記憶が彼女の胸を締めつける。
「また、この時が来たか…」
かつて、芯の始皇帝の家来たちがその種を狙い、三恒河沙人もの仲間が犠牲になったのだ。あの時の痛みは、今も彼女の心に色濃く残っている。
「奪われてたまるものか」
種はノロイン族とその仲間の命そのもの。今、種を失えば我らは滅びる――そのことを彼女は誰よりも深く理解していた。
彼女は、種を守るための準備を整え始めた。そこで白羽の矢を立てたのが、オカメインコ型用心棒である。戦闘能力の高さは折り紙付きで、過去の戦いでも実力を証明している……はずだった。
「お前の力が必要だ。種を守り抜け」
女王の厳かな命令に、オカメインコ型用心棒はクェッと頷いた。この時はまだ、誇り高き戦士としての勇姿を思い描いていた。
だが――現実は残酷だ。
「クェェ……こんなハズじゃなかった……!」
まさかの弱っちそうな人間二人に翻弄され、スゴスゴと戻る羽目になっている。この偉大なる翼をもってしても負けるとは――いや、これはあくまで戦略的撤退なのだ!
そう自分に言い聞かせながらも、洞窟の扉を開く。マタニティブルーと敗北の苛立ちが入り混じった女王に罵倒される未来が、既に見えていた。
