誕生日プレゼントでもらいたいもの

 義理以外で もらったことがないかも 還暦前から自分バースデー🎂で考えていたのは 赤いチョッキ🦺


だけど結局 忘れてしまい 今は欲しくないよな 着られないよ赤いチョッキ🦺 もらったことがないからあげたこともなく


経済的だった! もちろん 我らのスターヘソクリスにも誕プレなんて気の利いたことはないよね!


可哀想な乳飲み子のヘソクリス!引き取り手もなく、孤児院に送られ、寂しい子供時代を過ごすことになった。


孤児院での生活は厳しかった。飯は薄いスープにパンの耳。先生の優しさは賞味期限切れで、


院長の小遣いは子供たちへの支援金から出ていた。彼女のハイブランドのアクセサリーが一つ増える度に、希望の光は消滅し、孤児院は新たな希望を募るの繰り返し。


だが、ヘソクリスは泣き言を言わなかった。いや、むしろ、この事態を楽しんでいた。 「おやおや?ここにもヘソクリがあるじゃないか!」




彼は孤児院のあっちこっちに隠された金を見つける嗅覚を持っていた。院長の机の奥、保護司の教育マニュアル本の間、


時には寄付箱の下——ありとあらゆるヘソクリや小銭を発掘し、密かにヘソクリにした。


「苦労して集めた金は、大事に使わないと」と、彼は集めた金を、闇市場でチョコレートを買って、


それを他の子供たちに倍の値段で売りつけた。金がない奴には「今払わなくていいよ」と甘い顔をしておいて、


わずかな小遣いが支給されると回収に走った。こうして彼は「僕はヘソクリス商会の初代会長だ」と言って、みずからの境遇を慰めていた。


 

 

 

 

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