通行人A的思考

通行人A的思考

ガンダム・富野監督の作品のストーリーや人物について、感想や考察をしていきます。
根拠のある考察ではなく、私個人が作品を視聴して感じた事をメモとして記事に残しているとお考え下さい。

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【必読】このブログについて

 

以前、ツイッターで呟いていた、ダンバイン視聴メモのまとめ。(31話~40話)

ダンバイン31話

黒いオーラバトラーの登場。

 

黒騎士の正体は誰なのかなー?(棒読み) ガンダム系の仮面キャラに比べると正体が分かりづらい気はする。

 

黒いオーラバトラーの憎悪は、「ショウ」という個体だけに向いている。人生とか名誉とか嫉妬とかそういう抽象的なものではなくて、憎むのは只一人、ショウだけ。

 

ジェリルだけは、親との再会が描かれていない。「やっぱり嫌な街だ」と言っていたので、何かあるんだろうか。

ダンバイン32話

そっか、バイストン・ウェルから地上へと出るから「浮上」なのか。ショウ達に機械を無くす様に託してから、ジャコバがこういう事をするまでの期間がとても短かった気がするけど、ちょっと気が短くないか…?

↑これに関しては、物語の世界とは別次元で(つまり現実で)いろいろあったのかもしれないということをフォロワーさんから教えて頂きました。

自分は「作品で描かれていることが全て」のような単純な見方しかできないけど、その作品を作って放映しているのは、作品の世界ではなくて現実の世界。製作者の苦労や当時の事情と、作品の展開や描かれ方の関係性に目を向けられる方は、本当に尊敬します。(2016年10月11日)

 

トッドと母親の再会。少なくとも、トッドである事を疑わない辺り、ショウの母親よりはよほど普通の母親だと思う。

ダンバイン33話

自分のフィギュアと並ぶチャム可愛い。

 

ある意味、振り出しに戻る話。  これから、 地上に散らばった仲間達と再び出会う物語が展開されていくのかな。

↑各キャラクターの間で、良い具合に信頼関係が芽生えてきたタイミングだからこそ、再会していくシーンを想像してワクワクできたんだと思う。(2016年10月11日)

ダンバイン34話

物語は、ゼラーナVSドレイク軍VS地上軍という三つ巴に。更に、各地に散らばる仲間達やビショット軍、ショットにトッドに黒騎士の個々の思惑が絡んで、何とも複雑な構図に。

 

「超高空!?海にぶつかるわよ」

ダンバインならではの台詞。

↑「高空」という文字にもあるように、もしぶつかるとしたら普通は空。海というのは、大地と等しく足元に広がるものという絶対的な固定概念を大きく覆す台詞だと思う。(2016年10月11日)

 

救助された船で、荷物を抱き締めて独り泣くバーン。なんだこれ、見ているこっちまで切なくなるよ…。毛布かけてあげた船員の気持ちが分かる気がする(笑)

↑この時視聴しただけなので記憶が曖昧ですが、何かとても静かに描かれていた気がする。だからこそ、余計に哀愁と切なさを感じたんだと思う。(2016年10月11日)

ダンバイン35話

ゴラオン…というかオーラのバリアは、核の衝撃だけでなく放射能にも堪えられるのか…?

 

トルストールさん、流石に「はじめてのおーらばとらー」でこのレベルの実戦はハードモード過ぎると思います。

 

トルストールは、「恋を知ったんだ、誰が死ぬもんか!」と、真逆の決意をしてしまったのか。

↑これも、制作された順番としてはダンバインの方が遥かに先なんですが、私がGレコを視聴してからダンバインを視聴したので、こんな感じ方になっています。(2016年10月11日)

ダンバイン36話

とうとう泥棒までするようになるバーン。ショウを倒す為に何でも出来てしまう彼の精神は、崇高というか強靭というか。

 

エレを叱咤するマーベル。マーベルは今まで特にエレに優しく接していたので、だからこそ印象的なシーンになったと思う。

 

単なるゲストキャラかと思いきや、物語に大きな影響を与えたトルストール。トルストールは女王であるエレだから忠誠を誓うキスをしたし、高貴な人間として命を懸けることが出来た。だから、エレの「女王をやります」は、彼に対する彼女なりの敬意なんだと思う

ダンバイン37話

ルーザは、黒騎士の正体に気付いている…?まだ気付かなくとも、違和感は抱いていそう。

 

地上の軍隊と協力するジェリ。それがオーラの力であれ何であれ、「分かり合う」という形は、ジェリルが一番体現している事になる。

 

ジェリルとレプラカーンが巨大化。これが噂のハイパー化…!

 

ハイパー化に堪えられるなかったのか、皆の思いがジェリルの悪意に打ち勝ったのか。レプラカーンが爆発し、ジェリル退場。ガラリアに代わって、エキセントリックで気も腕前も強い敵の女性キャラとして物語を彩ってくれた人だと思う。

↑過激でとにかく激しい女性キャラクターがとても好きな自分としては、ガラリアが退場してしまった後のダンバインを視聴し続けるモチベーションの1つが、ジェリルだったのかも。

死に方に相応しいも何もないし、不謹慎ではあるけど、ハイパー化から最期を迎えるまでの流れは、ジェリルというキャラクターそのものの在り方のような気もした。(2016年10月11日)

ダンバイン38話

ゼラーナで禅を組むマーベル。そう言えば、マーベルは禅を組むって3話か4話で言ってたなぁ。

 

インド支社のチャーリーがセールスマンとして成功をおさめたから、自分達もとビショット達に商品を売り込むフレディ達。ちょっとした合間に描かれる、バイストン・ウェルの戦いとは全く関係ない、地上のビジネスマン達の戦いが妙に現実的。

 

戦闘員としてのマーベルにフォーカスを当てた話。マーベルは、女性キャラとしては申し分ないけど、確かに戦闘員としては物足りなさを感じていたので、その物足りなさに触れる為の尺が用意されているのは彼女のファンとして嬉しい。

 

超小型の核、間もなく爆発! 外からの攻撃では壊せないものを、内部から破壊しようという狡猾な作戦は結構好きだったりする。

ダンバイン39話

「貴方まさか、アメリカを売った訳ではないでしょうね!?」
「俺のお袋はボストンにいるんだ」

トッドとマーベルがアメリカ人同士だから交わせる会話だと思った。

↑ダンバインは、地上人の国籍や出身地がはっきりしている所も魅力の1つだと思う。何かこう…ゴジラとか怪獣映画で東京タワーとか知っている場所が壊されると、妙にリアルに感じたり、「あ、これあそこだ!」と謎のワクワクを覚えたりするんですけど、そういう感覚に似ている…?(2016年10月11日)

 

捕虜になるマーベル。ジェリルとの戦闘以降の焦りや葛藤が描かれていないと、マーベルが只の足手まといだったので、前回の話があって良かった。前回のマーベルの心理描写や活躍が描かれていたので、純粋に彼女の安否を心配しながら観る事が出来る。

↑この心理描写の丁寧さって、本当に大切な気がする。少年漫画や男子向けアニメにおけるヒロインには、長年「足手まとい」「人質要因」のレッテルが貼られてきた。考えなしに飛び出したり人質になったりするヒロインに苛立つ読者・視聴者も多いんじゃないかと思う。

マーベルも人質になり、従来のヒロインと同じ扱いを受けてはいるんだけど、前回くらいからちゃんと心の葛藤が丁寧に描かれていたから、人質になろうが負けようが、素直に応援できるんだよね。プロセスがあるかないかで、結果的に人質になるとしても、こんなにも印象が変わるなんて…!(2016年10月11日)

 

マーベルを救いショウ達を見逃す黒騎士。その直後に「動けるオーラバトラーはないのか!?」と大慌てで尋ねる辺りが、実在する人間よりずっと人間らしいし魅力的過ぎる。

ダンバイン40話

「ドゥー ユー ノウ ボクシング ?」シュッシュッ!

このノリの軽さ、二重の意味で不意討ちだったw

 

リムルがいなければハッチを壊せたのは事実。だけど、少年向けアニメの主人公がそれを口に出すのは、タブーの様な雰囲気がある。しかし、ショウ・ザマという主人公はすんなりとそんなタブーを破る。そこがこの作品の魅力だと思った。