EVEです。
色々溜まったネタを放出中でありまして
これは緊急事態宣言前のネタでして
現在の話ではありませんのでご了承ください。m(__)m
さて、
昨日のブログ の続きになります。
丸ポスト探偵団の北東北編、
いよいよ本日のメインイベントです。
鉱産額で日本1位の大鉱山として
明治期から大正期にかけて大繁栄した秋田県小坂町。
その繁栄を偲ばせる町並みに丸ポストがあるというので
さっそく行ってみましょう。
おお!
大のぼりが出迎えてくれました、
ここがその繁栄を物語る数々の洋館が建ち並ぶ
明治百年通りなのですね。
アカシアの並木道が素晴らしいです。
その明治百年通りの奥には、
その繁栄のシンボルともいえる
小坂鉱山事務所がありました。
いやー、
白亜の木造3階建てですよ、
飾り窓などルネッサンス風の外観が素敵ですねぃ!
明治38年に創建された豪壮華麗な建築美は、
国の重要文化財に指定されています。
それでは建物の中に入ってみましょう。
おお!
いきなり見事な曲線美を描くらせん階段が出迎えてくれます。
この螺旋階段は
建築学的にも高く評価されているそうです。
らせん階段を上って2階に行くと、
大きなバルコニー付きポーチがありました。
バルコニーに出て外を眺めてみると、
うひょー!
良い眺め!!
なんと!
イスラム風といわれるレース編みのような繊細な透かし彫りの中に
社名がデザインに隠されております。
長い廊下は、
中庭に面した広い窓から光を取り入れています。
広い部屋ですね~
窓はルネッサンス風の上げ下げ窓で、
気品と格調の高さを印象づけます。
1階に戻ってお土産コーナーを見てみると・・・
おや?
なんか石が置いてありますね。
まさか売り物??
十和田古代石とな。
うほ!
結構高い値段で売られていますよ!
う~む、
我が家の石も古そうなので売ってみようかな。 (^^;
館内の電話ボックスも
時代に合わせるようにオサレなものになっております。
驚くべきは
館内になんと!
エレベーターが設置されていることですね。
建物の雰囲気が損なわないように
まるで建物の一部になったような感じで
設置されています。
これは文化財保護と
観光資源の活用という両面から見て
とても上手く対処してるなぁ・・・と、
良いサンプルになるかもしれませんね。
いやー
良かった良かった小坂鉱山事務所!
・・・と、
おっと、
これが目的ではありません、
丸ポストを探さないと。 (^^;
おお!
ありました!ありました!
丸ポストは、
同じく国の重要文化財である
明治時代から続く芝居小屋「康楽館」の前にありましたよ!
康楽館は小坂鉱山の厚生施設として1910年に誕生、
外観はモダンな洋風に対し、
内部は純和風で伝統的な歌舞伎小屋であり、
和洋折衷の珍しい建築様式が特徴であります。
特筆すべきは、
なんと!
一世紀を超えて今もなお現役の芝居小屋として
常打芝居や豪華舞踊ショーが見られます。
現役の芝居小屋に
現役の丸ポストのコラボ!
素晴らしいですね!
そうそう、
館内を黒子のガイド付きで見学できるコースもありますよ。
館内の歴史をはじめ
回り舞台など昔ながらの舞台の仕掛けや
歌舞伎役者のサインが残る楽屋が見られるとのこと。
う~む、
時間があればぜひ見てみたいです。
興味のある方は こちら をどうぞ。
さて、
問題のシトロエンC6とのコラボ写真ですが、
これがなかなか良いアングルが撮れません。
康楽館と丸ポストとC6の3つが
なかなか同じフレームに収まらないのです。
仕方なく、
泣く泣く康楽館を諦め、
しかしながら芝居の華やかな雰囲気を伝えるため
こんなアングルになってしまいました、
明治百年通りの大のぼり旗をバックに、571本目!
これで小坂町のミッション完了!
しかし、
これで終わりではありません。
廃線になった小坂鉄道を現在に語り継ぐ
小坂レールパークを忘れてはいけません!
ということで、
ちょっとだけ鐵分補給。
小坂鉄道は、
鉱産額で日本一位だった小坂鉱山の
鉱山鉄道であります。
しかし、
鉱山の衰退とともに1994年に旅客営業廃止、
2009年に貨物輸送が廃止されました。
廃線となった小坂鉄道、
しかしその線路や車両を利用して
観て、学んで、体験できるレール遊びの複合施設として
小坂レールパークは生まれました。
今日は時間が無いので
詳しく見学できませんでしたが、
詳しくは こちら をどうぞ。
中でも人気なのは、
こちらの寝台特急あけぼのに泊まれることですね!
元々は上野から山形経由で青森まで走った
寝台特急あけぼの!
いやー
子供の頃の憧れの的だった
地元を走るブルートレインでしたよ。
結局寝台特急あけぼのも廃止になり、
子供の頃の夢も実現ならなかったかと思ったら、
まさかここで泊まることができるとは!
興味のある方は こちら をどうぞ。
ということで、
今回の訪問が丸ポスト探偵団でなかったら、
一日中ここで色々見学体験したかった
日本一の大鉱山として栄えた街、小坂町。
今回は時間が無くてかなり消化不良でしたが、
必ずや近く再訪を誓ったのでした。
さて、
丸ポスト探偵団の北東北の旅は
まだまだ続きます。
次回はいよいよ青森県へ!
乞うご期待!
・・・・・・・・・・つづく