どうしても見たかったのでひとりで見に行きましたッ!
映画久しぶり~
コロナでなかなか来れなかったし、ひと月に1回一緒に映画見ていたママ友が仕事を始めてなかなか見に行く機会がなく…
でもこの映画はどうしても映画館で見たくて!
というのも。
以前夜会でニノが『ラーゲリより…』を10分くらいにまとめてきて、それを出演者たちが見て涙を流す…というのを見て。
元々この映画の話を知ったときに見たいと思ったんだけど、益々見たくなって!!
冬休みに入って身動き取れなくなる前に行こうと思って!
見てきました~
で。
泣いてきました~
館内あちこちからすすり泣く音も…
あー。何回泣いただろう。
最初は1945年、満州のシーンから。
戦争なんか遠い世界のような結婚式の幸せなシーン。
にぎやかな会場、笑顔、たくさんの食事。
内地では沖縄が陥落、広島に新型爆弾が落とされたという。
つまり、8月15日まであと数日。
1945年のソ連が侵攻してくる「その日」が来るまで満州はこんな感じだったのだろうか。
考えれば、遠いウクライナに思いが飛ぶ。
突然。
そう突然に、非日常はやってくるのだ。
映画の内容はラーゲリ(収容所)でのことで、そこで生きる俘虜たちのこと。
「シベリア抑留」だ。
テーマは、重い。
でも、そこにあるのは生きる希望と家族への会いたい思い、愛だった。
娘が、「それニノやケンティが出てるけど怖そうやからなー」と言った。
戦争がテーマだが、暗くて怖い映画ではない。
反ソ連や反ロシアを思わせるものでもない。
あの時代を生きた人たちの映画であった。
そういうことがあったという映画であった。
だからどうか、たくさんの若い人たちに見てほしい。
このいまの時代に生きる人たちに見てほしい。
戦後77年の意味を考えてほしい。
かつて戦争を起こした日本は、平和を目指す国家へとかわり、77年経ったという意味だ。
77年間、戦争をしていない、という意味だ。
どうか、戦後100年、200年を迎えられる国家であってほしい。
いつの世も、戦争を始めるのは国で、戦争で泣くのは国民だ。
自分の愛する人や、子どもや、孫たちが戦禍で泣くことのないような時代であってほしい。
あとね。
犬が出てくるんだけどね。
犬は反則よ~
もう何見ても泣いちゃう。
最後の追いかけてくるシーンは事実らしい。
リリ子ー(違う)!!!
愛犬思い出すよね。