こんにちはにっこり



16日の朝から京浜東北線と山手線が
停電で、電車が停まっていたという報道をご存知の方。







実は私、その電車の中に閉じ込められていまして笑



京浜東北線の電車が高輪ゲートウェイ駅を過ぎてから、田町駅の手前で電車が停車してしまいました。




電車が走り出してから、一度、シュッと力が抜けた状態になって、その後に止まってしまったんです。



同時に車内の電気が落ちて、空調も止まってしまいました。




アナウンスが流れましたが、停電のため
復旧の見通しが立たない、
くれぐれも線路には出ないようにという内容でした。




車内は満員で容易に身動きは出来ない状態でした。
空調が止まって、外の気温が高かったということもあり、車内がだんだん暑くなってきました。



マフラーと手袋を外しカバンにしまいました。



窓ガラスは曇りだし、金属部分に水滴が発生してきました。



車内のアナウンスは変わらず、復旧の見通しが立っていないという内容。



かれこれ車内に閉じ込められて30分。


目を閉じて色んなことを考え出しました。


会社には連絡をしたからもう良いか。


自分の体調は今は大丈夫だけど、
このままだと気分が悪くなるかな。
そしたら今日はもう帰ろうかな。


喉が少し乾いてきてから
こんなことになるんだったら
水分を手元に持ってれば良かったな。


ラムネは持っていたから、小腹が空いたら食べられる。


トイレにはまだ行きたくないから良いけど、我慢できなくなったらどうしよう。
車内の中で我慢出来なくなった人がいたり大変だな。
とぼんやり考えました。



今の時間って、なんの時間だろう。



我慢大会?



修行の時間?




ふと、目を開けると
車内では暑さで上着を脱ぐ人が増えていました。
私もコートを脱ぐことにしました。



窓側に立っていたので、ドアの隙間からわずかに冷たい空気が入り
それが気持ちよく感じられました。


ただ、
相変わらず、何も変わらない時間が流れる。




車内の外は自由なのに、閉じ込められた自分達は動きを封じられてしまった感。



横の線路では新幹線が走っているのに、自分達だけ止まってて
なんかシュールを感じる。



車内は復旧の見通しが立たないというアナウンスが度々流れる。
でも
ため息や不満を漏らす人もおらず。
静寂を貫いている。


皆、ただ、ただ、耐え忍んでいる。


日本人って本当にすごい。


朝の新幹線も同じように感じたことがあった。満員なのに、ビジネスマン達は誰も乗っていないのかな?と思うほど車内は静寂だった。



取り乱す人もおらず。
ただ、淡々と時間が過ぎていくことを
待つことが出来る人達。
本当にすごい。



私はまた、目を閉じて、朝からの自分の行動を振り返る。
家を出た時にカラスや鳥の声がよく聞こえていたな。なんかの予兆かもと思ってた。
地震が起きるのかな。
電車のニュースを聞き逃していたから、
電車に乗ったけど、知ってたら乗らなかったな。
と、脳内反省会が始まり出す。




車内に閉じ込められてかれこれ1時間くらいした頃。
これ、電車が走らないと、もしかしたら、ニュースでよくある線路に降りて歩く人になる!?
と、思いはじめる。



もしそうだったら記録に残したい。
こんなこと滅多にないし。
と気持ちを構える。



そう思っていた頃
反対側の扉から外ガチャガチャ音がし出す。



パーンと開いた扉が明るくなった。



映画とかでよくある閉じ込められて救出される奴だ




扉が開いたというのが分かったけれども、満員の車内なので、開いた扉も人物も見えない。



そして電車って、高さがあるので、線路に立っている人達が低いから見えないと改めて感じた。


会話が聞こえてきた。


「これから避難することは中の皆さん知っていらっしゃいますか?」
「あ、これからご案内します」

救出する側も
とても焦っている雰囲気。
そんなような会話が聞こえてきた。


あ、これ移動じゃなくて、避難なんだな。と思う。



車内に救急隊員などが入ってきて、具合の悪い人のところに向かう。
ピンポイントで向かっていたから、事前に連絡していたのかな?
車内から何か発信していたのか?
たまに微かに会話が聞こえてきたことがあった。
聞こえてきた会話は
「ありがとうございます」という声だった。
きっと誰かが、誰かの為に席を譲ったか場を開けたか。




体調の悪くなった人が優先に外に出て、それから窓側にいる人達が順番に外に降りていく。


そこでもなんとなくの規律があり
日本人らしく譲りあいながら。
我先に行こうとする人はいない。
自然に並んですすんでいく。



私は少しでも記録がとれれば良いなと思い構えることはしないで、カメラ機能をただ手に持ってオンにしてみた。












車内から救出される様子










カバンを受け取ってくれたりと手厚い救出、下に降りたら丁寧に渡してくれていた。
















梯子の幅が小さく、とても降りずらい。
でも、消防隊員の方、鉄道関係者の方2人~3人で待ち構えてくれていたので、安心して降りることができた。



消防隊員さん達は皆さん、優しい笑顔で対応してくれていました。











その後は線路に降りて田町駅まで。




線路には警察、消防、鉄道関係者の方が
間隔を開けて誘導してくれた。













何かを背負って走る職員の方

































































降りてみたら、何かすごいことになっていたので驚き。
正直、こんなことになっていたとは
思わなかった。




あらゆるところに配備されていた人達。




車内に取り残されていた時間は
万全な対策をとるために
準備していた時間だったんだろうな。
というのを理解しました。




田町駅構内はガランとしてシャッターが半分降りてタンカが用意されていた。















改札口は混乱もなく、報道人も何人かいただけ。






外は消防車と救急車も配備、
ヘリコプターが上でバラバラと飛んでいた









地下鉄に乗ろうとしたら、入り口は1ヵ所に制限されていた。
ここは今、出口専用になってます。と警察官。






とりあえず別の入り口から地下鉄に乗り換えて会社に向かいました。




会社に到着するといつもと
1日の業務は普段と変わらず。



家に帰ると家族が京浜東北線止まってたみたいだけど、大丈夫だったの?と言われ、
実はあの車両に乗ってたんだよ。
といって驚かれました笑


あ、そういえば何も連絡してなかった。





"運転見合わせのJR京浜東北線 車両から乗客降ろす 東海道線、東京駅-品川駅間で再び運転見合わせ" https://l.smartnews.com/m-6Z3ZQL28/WUejOA




今回、人災ではないかという声もあってたり、大変だった方々も他にいたと
夜のニュースで知りました。




足止めで大変だった方々、
鉄道関係者の方、警察の方々、消防、救急の方々、その他の関係者の皆様、
本当にお疲れさまでした。




個人的には貴重な体験をさせていただいたと思ってますニヤリ







いつもありがとうございます

今日も良い1日を照れ