家では目が離せない

実家で認知症の母と一緒に暮らしています。
昼間は介護ヘルパーの人に母を見てもらっているので安心できるのですが、夜には母が一人で家の外へ出ていってしまうことが何度もありました。

自分で帰ってくることはできないので、警察に保護されているところを迎えに行くことが何度もありました。
何度話しても認知症の母には自分の言っていることは理解してもらえず、家では一緒にいる間は目が離せませんでした。

そんなときネットでGPS追跡機器のレンタルサービスがあるのを知りました。
GPS追跡機器を母に常に持たせることができないと意味がないので、小型のものを探していたところライターより一回り大きい程度のキーホルダー型のGPS追跡器を見つけたので、それを家の鍵に取り付けました。

母が出かけるときはGPS追跡機器つきの鍵を常に持ち歩くので、これだけで安心はできませんがすごく心に余裕ができました。

塾帰りの防犯対策

いつもは小学生の娘を塾へ送り迎えをしているのですが、病気で入院している父がいるので、どうしてもいけなくなる日があります。
塾までの距離はそんなに遠くはないのですが、夜はさすがに真っ暗で何か防犯対策になるものはないかと探しておりました。

そんな時に見つけたのが、GPS追跡器のレンタルサービスでした。
さすがに購入するのは金銭的にどうしても厳しかったので、レンタルなら気軽に使えるし、たまにしか使わない私にはピッタリと思いました。

さっそくサービスを申し込み、届いたGPS追跡機器で、試しに自宅で使ってみました。
私に扱えるか不安はありましたが、予め用意していただいたIDやパスワードをパソコンやスマホに入力するだけの簡単操作で驚きました。

もし万が一何かがあった時、早期解決にも繋がるのでGPS追跡器をレンタルすることで心にも余裕ができました。

母は軽度の認知症

私には８５歳の母がいます。
母は軽度の認知症で物忘れが激しくはありましたが、会話は普通にできていました。

ある日、私が仕事中に警察から連絡があり、母を保護しているとのことでした。
私は慌てて警察署に行き事情を聞くと、母が迷子になり家に帰れなかったので持っていた携帯電話の着信履歴から私に連絡してきたとのことでした。

自分の家の場所まで忘れてしまうなんて…と思いながらも何か対策しなくてはいけないと思い、ネットで色々調べていました。
するとGPS追跡というものを見つけました。

母は家から出るときは必ず携帯電話が入ったショルダーバッグを持っていくので、GPS発信機かGPS追跡のできる携帯電話に機種変更して、仕事中でも母の居場所を確認できるよう対策しました。
今でこそ家を忘れてしまう事態にはなっていませんが、これからも注意して守っていこうと思います。