『可能性への挑戦』
このタイトル
今の私に訴えかけているよにしか思えなかったので
早速行ってみることにしました。
舞の海さんの「ココだけの話」的なこともありましたが
やっぱり興味深かったのは
《シリコン》ですよね。
若い人たちは知らないのでしょうけど
当時（舞の海さんと私は同世代です
）かなり
ショッキングな出来事でした。
かいつまむと・・・
新弟子検査で身長が足りなかった舞の海さんは
１度目のチャレンジでは落ちてしまいました。
そして２度目は
頭にシリコンを埋め込んで身長を伸ばし
見事合格
そして角界入りを果たしました。
ですから、今回の講演は
私の予想をいい意味で裏切る内容でした。
たぶん・・・会場の方々（結構地域のお年寄りが多かったので）は、ほとんどが
そう思っていたことでしょう。
でもね・・・
アノ、テレビでの爽やかな舞の海さんとはちょっと違った
ちょい悪 舞の海 
（あくまでも私の感想です）
人間の中身・・・というか心の奥の暖かい部分の話を
伺ってきました。
そして今話題の角界の事・・・
相撲は普通のスポーツとは違うということを
分かりやすく説明してくれていました。
これもすごく興味があったのですが
教師という仕事に内定をもらいながらも
相撲の世界に入ることを決意したきっかけ。
実は、後輩の突然死だったそうです。
葬儀の手伝いをしながら
『人間は死と隣り合わせ』
と思いはじめ
‟たった一度の人生、この先どう生きるか”
だと考えるようになり
当時の顧問の先生に相談に行き
出羽海部屋を紹介していただいたのだそうです。
そして新弟子検査で自分を落とした 柏戸親方
（後に舞の海さんに「技能賞を」と推奨してくださったそうです）
「もう少しの辛抱だ」 と言ってくれた 北の海
出羽海部屋の 佐田の山親方
皆さんの男気あふれるエピソードを話してくださいました。
人間味ってやっぱり必要なんじゃないかな～と思っていたところだったので
本当にタイムリーな話題です。
結論として
‟「可能性への挑戦」をしたのは、私ではなく美容整形の先生です”
というオチを言い切った舞の海さんの爽やかな笑顔で
言葉の裏にある人間の温か味を感じ取れた気がしました。
たぶん・・・ここが伝えたかったんでしょうね。
明日も、セラピスト講座があるのですが
宿題の一つになりそうな・・・
そんな面白い講演でした。