インナーチャイルドが出てきやすい方は・・・
答え ① お母さんなんて大嫌い!……です。
(詳しくは前の記事
http://ameblo.jp/tukinoniwa-2011/entry-11562089101.html をご覧ください)
意外だった方もいらっしゃるかもしれませんね。
『あまちゃん』の中でも、春子さんは夏ばっぱに思いの丈をぶつけていました。
結果、夏ばっぱとのわだかまりが、無くなっていきました。
理想的ではありますが、現実はあんな風に
簡単ではない事の方が多いです。
ただ、怒りや反発するパワーが表面に出ている分、相手にも伝わり易い訳で、それだけインナーチャイルドも出てきやすくなるようです。
一方② お母さん大好き…… 場合。
自分はお母さんが大好きなんです。
だから
お母さんが“悪い”なんてことは一つも思ってない
↓
悪いのは私だから……
↓
なかなか自分の気持ちが出てこない
↓
インナーチャイルドもなかなか出てこない
という構図になるようです。
お母さんに対して不満があるなんてありえない(と思っている)から、見えないところにしまいこんでしまっているんです・・・子どもの頃の「心」を。
深くしまい込んでしまったものは、そう簡単には出てきません。
少しずつ、ナビゲートしながらフタの上に乗っているモノをどけて行くのがセラピーです。
―ちなみに私は
①でした。
そして怒りのパワーで思っている事が話せたので、インナーチャイルドも出てきてくれて、向き合う事が出来ます。
そして、このタイミングは本当に「その時!」という感じでくるんです。
でも、まだまだ『怒り』の勢いが爆発的なうちには、残念ながら心が素直にインナーチャイルドを出してくれませんでした。
なので、出てきやすいタイプだったとしても、タイミングというトリガーが無いと、
なかなか会えないんだな~という実感はあります。
私のタイミングは、母が倒れて入院した時なので、今から6~7年前です。
“完全に母の監視下から解放されたんだ”と思いました。
この時初めて、
絶対に無敵で絶対に勝てるはずのない相手が・・・
自分よりも弱い者(少なくとも自分と同じ人間)だと認識できた訳です。
ただ、入院中は毎日病院へ通っていましたし、帰ってきてからも母は、普通には動けない状態だったので、日々考える間もなく動いていました。
母が回復して少し私の時間が自由になり、ゆっくり本当の自分と向き合えるようになるのはその数か月後になります。
最初の「インナーチャイルド」に出会ったのはそんな時期でした。
恐らく、母への恐怖心が薄れ、自分の心を武装して反発する必要がなくなったから、『その時』が来たのでしょう。
では『その時』とは・・・
タイミングであり、自分が向き合う“許可”を出した その時なんです。
思った以上に長文になりました。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。